ブックマーク / www.nippon.com (5)

  • 蒙古襲来750年(1):モンゴル帝国はなぜ極東の島国・日本を攻めてきたのか

    現在の中国から東ヨーロッパまで、ユーラシア大陸にまたがる版図を誇ったモンゴル帝国。13世紀にチンギス・ハンが創始者となった巨大帝国は、5代皇帝フビライ・ハンの治世になると、海を越え極東の島国・日に攻め込んできた。今から750年前、日は史上初めて海外から格的な侵攻を受けたのである。 南下を迫られたフビライ 1206年、チンギス・ハンは武力でモンゴルの諸部族を統一。中央アジアの草原に大帝国がこつぜんと姿を現わした。2代皇帝オゴタイ以降も領土の拡大意欲は、とどまるところを知らず、最強の騎馬軍団が万里の長城を越えて華北の金を滅ぼした。さらに、ヨーロッパに手を伸ばしロシア諸侯国を支配下に入れたほか、41年には「ワールシュタットの戦い」でドイツ・ポーランド連合軍を撃破。間近に迫られた西欧キリスト教社会は大きな衝撃を受けた。 領土の広がりを今に伝えるのが、長崎県北部の鷹島(たかしま)沖海底で見つか

    蒙古襲来750年(1):モンゴル帝国はなぜ極東の島国・日本を攻めてきたのか
    ET777
    ET777 2024/04/16
  • 映画『燃えるドレスを紡いで』:地球にとってファッション産業は害か? デザイナー中里唯馬が考える衣服の未来

    Home トピックス 映画『燃えるドレスを紡いで』:地球にとってファッション産業は害か? デザイナー中里唯馬が考える衣服の未来 『燃えるドレスを紡いで』(関根光才監督)は、「パリコレ」の頂点、オートクチュール・ウィークで作品を発表する森英恵以来2人目の日人デザイナー、中里唯馬に密着したドキュメンタリー。リサーチに訪れたアフリカでは、世界中から集まった衣服が巨大なごみの山と化す衝撃の現場に立ち、言葉を失う中里。しかしショックを乗り越え、その体験を新たなコレクションを創造する力へと変えていく。映画の公開を機に、当時の葛藤を人にあらためて振り返ってもらいながら、服飾の未来について聞いた。 中里 唯馬 NAKAZATO Yuima 1985年、東京生まれ。高校卒業後の2004年、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーに入学、08年卒業。09年、自身のブランド「YUIMA NAKAZATO」を

    映画『燃えるドレスを紡いで』:地球にとってファッション産業は害か? デザイナー中里唯馬が考える衣服の未来
    ET777
    ET777 2024/04/16
  • ニッポンの異国料理を訪ねて: 5つ星ホテルの料理人が腕を振るう東京・東十条のバングラデシュ料理店「プリンスフードコーナー」

    の日常にすっかり溶け込んだ異国の料理店。だが、そもそも彼らはなぜ、極東の島国で商いをしているのか──。東京・東十条にはバングラデシュ出身者が集まるコミュニティ「リトル・ダッカ」がある。この街のムスリムたちに人気の店「プリンスフードコーナー」の店主は、祖国では5つ星ホテルで腕を磨いた格派。そんな凄腕が来日した理由とは。 知られざるエスニックフードの名店 東京都北区、万国旗がはためく昔ながらの東十条駅前商店街。この商店街には毎週金曜日になると、見慣れない服装に身を包んだ男たちがどこからともなく集まってくる。 頭にちょこんと載せた白い帽子と、首から手首、足首までを覆ったふっくらとした服装。あごひげをたくわえた人も少なくない。彼らはムスリムと称されるイスラム教徒たちで、駅から徒歩3分の小さなモスク「マディナ・マスジド東京」に吸い込まれていく。金曜日はイスラム教の礼拝が行われる、大切な一日だ。

    ニッポンの異国料理を訪ねて: 5つ星ホテルの料理人が腕を振るう東京・東十条のバングラデシュ料理店「プリンスフードコーナー」
  • 「表現の民主化」は是か非か…クリエイターの肉声で検証する生成AIの可能性

    2022年後半から急速に進化し続け話題の「生成AI」とは、人工知能AI)を用いてクリエイティブな成果物を生み出す機械学習モデルで、誰もがプロ顔負けのクオリティの画像を作成できる。だが一方で著作権などの法的問題が懸念され、クリエイターの存在意義が問われるなど、黎明(れいめい)期だけにさまざまな議論を呼んでいる。日が誇るクリエイティブのひとつ、マンガ制作に携わる人々の声を聞き、その可能性と課題を検証する。 制作現場におけるAIの波紋 近年、AI技術がさまざまな分野に応用されるようになった。その波は「ビジュアル表現」の分野にも及び、誰でも簡単にクオリティの高い画像を生成できるサービスが各社より公開されるようになっている。 AIを使えば、高度な技術が必要だった表現が、誰にでもできるようになる。つまり「ビジュアル表現の民主化」が進む、という期待があるいっぽうで、「クリエイターの職を奪う」という危

    「表現の民主化」は是か非か…クリエイターの肉声で検証する生成AIの可能性
  • 進化・深化するBL文化:『風と木の詩』から『きのう何食べた?』まで―ボーイズラブは社会を変えるか

    進化・深化するBL文化:『風と木の詩』から『きのう何べた?』まで―ボーイズラブは社会を変えるか 社会 文化 Books 漫画 2020.08.27 「BL」(ボーイズラブ)は男同士の恋愛をテーマとした女性向けのマンガや小説などのジャンルを指す。いまやドラマやアニメ、ゲームなどさまざまなメディアコンテンツとして展開されるBLは、性的マイノリティ(LGBT)の受容など現実の社会変化を促す影響力を持つのだろうか。BL文化の変遷に詳しいマンガ研究家の藤由香里さんに話を聞いた。 藤 由香里 FUJIMOTO Yukari 明治大学国際日学部教授。専門はマンガ文化論・ジェンダーと表象。2007年まで筑摩書房の編集者として働きながら、マンガ、セクシュアリティなどを中心に評論活動を行ってきた。著書に『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫、2008年)、『BLの教科書』(共著/有斐閣、2020年)

    進化・深化するBL文化:『風と木の詩』から『きのう何食べた?』まで―ボーイズラブは社会を変えるか
    ET777
    ET777 2022/04/29
  • 1