ブックマーク / febri.jp (11)

  • 『グリッドマン ユニバース』公開記念 監督・雨宮哲×キャラクターデザイン・坂本勝スペシャル対談① | Febri

    『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』、関係が示唆されつつも直接的には交わらなかった両作品のキャラクターが邂逅を果たすことで話題を呼んでいる映画『グリッドマン ユニバース』。2023年3月24日(金)の公開にあたり、作の物語がいかにして生み出されていったのかを、シリーズを通じての監督である雨宮哲と、キャラクターデザインを担当した坂勝に語ってもらった。 ――まず、公開を間近に控えての気持ちを聞かせてください。 雨宮 今回に限らず、作品が完成して世に出すまでの間は、いつも浮かれています。公開して反応が返ってくると、「ああ……」ってなることが多いですけど(笑)。 坂 ギリギリまで作業していたので、終わって良かったなと(笑)。やり残したことはないですが、どう受け入れられるのか、不安な気持ちで一杯です。 ――『SSSS.DYNAZENON』制作時、すでに劇場版は念頭にあ

    『グリッドマン ユニバース』公開記念 監督・雨宮哲×キャラクターデザイン・坂本勝スペシャル対談① | Febri
    Earofrice
    Earofrice 2023/03/27
  • 『takt op.Destiny』 視聴者を魅了したアクション演出へのこだわり① | Febri

    クラシックや歌劇に彩られた華やかな戦闘シーンが話題となった『takt op.Destiny(以下、takt op.)』。作でアクションディレクターを務めた岩澤 亨(以下、岩澤)に、アクション演出へのこだわりを聞く連載インタビュー。第1回は、アクションディレクターの役割と、第1話のアクション演出について。 ――岩澤さんはアクションディレクターという肩書きで参加していますね。 岩澤 基的にはアクション作画監督と同じ役割ですが、各話ではなくシリーズを通して関わっているので、この肩書きを使っています。 ――『takt op.』はMADHOUSEとMAPPAの2社による作画体制です。 岩澤 私はMADHOUSE側の監修が主ですね。作はアプリゲームが原作なのですが、ムジカートのアクションシーンはアニメで初めて描かれるため、たとえば、運命の動きなどは伊藤(祐毅)監督とふたりでアクションの方向性を決

    『takt op.Destiny』 視聴者を魅了したアクション演出へのこだわり① | Febri
  • 「中国アニメ」のイメージを塗り替える! 『時光代理人 -LINK CLICK-』黒﨑静佳プロデューサーインタビュー② | Febri

    ――日版ではトキ/程小時(チョン・チャオシー)(以下、トキ)役を豊永利行さん、ヒカル/陸光(ルー・グアン)(以下、ヒカル)役を櫻井孝宏さんが演じています。吹き替えのキャスティングはどのように決まったのでしょうか? 黒﨑 キャスティングについては、こちらからbilibiliさんに提案させていただきました。現代劇であり、トキもヒカルも一見して普通の20代の男の子なので、まずはナチュラルなお芝居が得意な方を候補に選びました。トキは明るく溌剌としたいわゆる「陽キャ」で正義感の強い性格なんだけど、幼少期のトラウマや打たれ弱さも抱えている。その二面性を演じられる声優さんということで豊永さんにお願いしました。一方のヒカルも、トキとは違う方向で二面性があるキャラなので、そこにマッチする演技ができる櫻井さんをキャスティングさせていただきました。ヒカルは冷静なクールキャラだけど、結構天邪鬼だったり、トキの弱

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    Earofrice 2022/03/14
  • 『地球外少年少女』 原作・監督・脚本 磯光雄×プロデューサー 岩瀬智彦 対談① | Febri

    ARが日常となった未来を描いたTVアニメ『電脳コイル』以来、約15年ぶりとなる磯光雄監督作品『地球外少年少女』がいよいよ1/28に上映スタート! ここでは磯監督と岩瀬智彦プロデューサーのおふたりに、作の制作秘話はもちろんのこと、テーマである「宇宙とAI」についてもたっぷりインタビューした。 ――おふたりの出会いは『電脳コイル』からですよね。 岩瀬 そうです。『電脳コイル』ではアシスタントプロデューサーという立場で参加させてもらったんですけど、僕自身はアニメ制作に関わるのはそのときが初めてでした。右も左もわからない状態で磯監督にご挨拶させていただいたことを今でもおぼえています。 磯 岩瀬さんは当時ちょっとチャラい雰囲気があったんですよ。だから、そのときは「どうせすぐに辞めるだろう」と決めつけていましたね(笑)。まさか15年以上の付き合いになるとは。 ――磯さんの監督作品としては『電脳コイル

  • 映画「サマーゴースト」 監督・loundraw×脚本・安達寛高(乙一)対談③ | Febri

    「生きる」ことに悩む3人の高校生と、若い女性の幽霊とのひと夏の出逢いを描いたアニメ映画『サマーゴースト』。気鋭のイラストレーター・loundrawが監督を、小説家の安達寛高(乙一)が脚を担当していることでも話題の作について、作品に込めた想いをふたりに語ってもらった。最終回は、映像・演出面でのこだわりについて。 ――映像は全編にわたってloundrawさんらしい色彩感覚が存分に発揮されています。ビジュアル面でこだわったところはありますか? loundraw 色使いや構図、舞台選びは強く意識しました。激しいアクションや動きに富んだ物語ではないので、なるべく場所や構図でインパクトを与えたかったですし、もっといえばキャラクターの心情も美術などで表現したかったんです。「僕はこういう理由でつらいんだ」ということを明確にキャラクターに言わせるべきではないと思っているので、モノローグをいっさい入れてい

    映画「サマーゴースト」 監督・loundraw×脚本・安達寛高(乙一)対談③ | Febri
  • MARS RED 美術監督 加藤 浩&坂上裕文インタビュー | Febri

    大正ロマン漂う日を舞台に、陸軍内部に創設されたヴァンパイアで組織された秘密部隊「零機関」の活躍を描く、TVアニメ『MARS RED』。スリリングなストーリーはもとより「版画」をイメージしたユニークな美術背景も、作の魅力のひとつだ。どのような試行錯誤を経て、この魅力的な背景美術が作られているのか。美術監督を務める加藤浩さん、坂上裕文さんのおふたりに話を聞いた。 ――『MARS RED』は少し変わったタイプの美術背景を採用していると思うのですが、最初に、企画を聞いたときの印象からうかがえますか? 加藤 依頼をいただいたのは2019年の年明けあたりだったと思います。私はもともと時代ものが好きで、とくに明治維新のあたりだったり、大正や昭和初期は描いていて楽しいんです。なので、作っていて楽しい舞台になるだろうなという感触はありましたね。あと、原作が朗読劇というところからスタートしているので、問題

  • 泣けるファンタジーアニメ『王様ランキング』 監督・八田洋介インタビュー① | Febri

    ――原作マンガを読んだ印象はいかがでしたか? 八田 デフォルメの効いた優しい絵柄なので、最初はハートフルで優しさに満ちた作品なのかなと思って読み進めました。そうしたら思った以上にダークでシリアスな描写もあって、次第に作品世界に引き込まれていました。どのキャラクターにも深みがあって、とても読み応えがありますね。絵柄から抱く印象と実際の内容のギャップが、この作品の魅力のひとつだと思います。 ――八田さんはTVシリーズの監督は作が初めてだと思います。初監督で連続2クール作を手がけるのは珍しいと思いますが、迷いはなかったですか? 八田 それは……めちゃくちゃ迷いました(笑)。2クールという長さへの不安ももちろんあるのですが、そもそも僕はデフォルメキャラクターをイキイキと動かす作品があまり得意ではないと思っていたんです。これまで参加してきた作品は、わりとリアルな造形と芝居のものが多かったので「はた

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    Earofrice 2021/12/28
  • 『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第2章 監督・橘正紀インタビュー 後編 | Febri

    美少女×スパイアクションの魅力満載の娯楽作『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第2章。監督インタビューの後半では、キャラクターを掘り下げるための工夫と、気になる今後の展開を語る! ――絵コンテでシナリオにいなかったキャラクター(フランキー)を追加するのは、ちょっとした冒険ですね。 橘 絵コンテを提出するとき、他のスタッフのみんながなんというか、懸念はありました(笑)。でも、「フランキーをここで出したい」なんて事前に話したら止められてしまうと思ったので、だったらもういきなりやろう!と 。 ――監督のフランキー愛がすごく伝わってきます。 橘 フランキー役のもりいくすおさんは、TVシリーズでも見事な「広川節」(声優の故・広川太一郎氏の独特なセリフまわし)を聞かせてくださったのですが、今回も素晴らしかったです。楽しい収録でした。何度もお仕事をお願いしたくなりますね。他の現場でも

    『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』第2章 監督・橘正紀インタビュー 後編 | Febri
  • 最終回直前! Sonny Boyを解き明かす、夏目真悟監督各話コメンタリー② | Febri

    夏目 第6話までが第1部で、第7話からは第2部です。中学校を卒業して漂流者になった長良の就職編ですね(笑)。あの延々とブロックを運び続けるバベルの塔の環境は、社会における労働行為のテンプレートな表現として描いています。この回では、労働者として他の漂流者もたくさん出てきますが、彼らは身体の成長や老化は止まった状態です。ただ、意識がある限り、精神は状況に合わせて変容していくじゃないですか。単純に老いてもいくだろうし、知識を得て成長をするかもしれないし、絶望や諦念から退化するかもしれない。そういう年齢を重ねていくことでの精神の変化を、この世界に来たばかりの長良と、長年働き続けている二つ星の対比から描こうとしました。

    最終回直前! Sonny Boyを解き明かす、夏目真悟監督各話コメンタリー② | Febri
  • 異色アニメ『オッドタクシー』はこうして作られた メインスタッフ座談会① | Febri

    ――SNSでの考察が盛り上がった『オッドタクシー』ですが、当初からこうしたミステリー/サスペンスもののイメージはあったのでしょうか? 木下 先に決まっていたのは動物キャラを使うことでした。僕が出した最初の企画は、大学生のほのぼのした日常を描く内容だったんです。そこから平賀さんと話していくなかで、それだとありがちだし、もっとパンチが効いた物語にしたいという意見が出て、生々しい人間模様を描く形に軌道修正していきました。 平賀 なので、最初からミステリーと決まっていたわけではなく、動物のほんわかしたデザインから受ける印象からは意外性やギャップが出るような、リアルでちょっとヒリヒリした作品にしたいと考えていました。 ――そのなかで「現代社会の闇」みたいな物語を描く発想に行き着いたのでしょうか? 木下 発端としては、冴えない主人公を描きたいと考えていました。ジャック・ニコルソンが主演の『恋愛小説家』

    異色アニメ『オッドタクシー』はこうして作られた メインスタッフ座談会① | Febri
  • SK∞ エスケーエイト 監督・内海紘子インタビュー① | Febri

    BANANA FISH』などのヒット作を手がけてきた内海紘子監督が初めて挑むオリジナルアニメとして、話題沸騰の『SK∞ エスケーエイト(以下、SK∞)』。スケートボードをモチーフに、少年たちが熱いバトルを繰り広げる内容は、多くの反響を呼んでいる。そこで内海監督に、企画の成立からキャラクターの造形まで、その舞台裏を聞いた。 ――内海監督にとっては初めてのオリジナル作品となる『SK∞』ですが、もともとどんなところから企画が始まったのでしょうか? 内海 最初にお話をいただいたのは、前作の『BANANA FISH』の制作が始まってまだ間もない頃ですね。同プロデューサーの瓜生(恭子)さんから「次は内海さんの作りたいもの作りましょう」と声をかけていただいたんですけど、「これから作るぞ」というときにもう次の作品の話をされたので、驚いた記憶があります(笑)。 ――かなり前から動いていたわけですね。『BA

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