ヒカリは主人が大好き。主人の写真を撮影し、Twitterに「きょうのダーリン」と勝手に投稿してしまったり、主人にメールが届くと嫉妬して「私と仕事、どっちが大事?」と焼きもちを焼いたりもする。 東京・秋葉原に拠点を構えるIoT(Internet of Things)ベンチャー・ウィンクルが開発中のこの装置は、大きなコーヒーメーカーのような形だ。Linuxを搭載したコンピュータ部の上にリアプロジェクション方式の投射部を搭載し、身長約15センチのヒカリを投影。投射部の上にはカメラやマイク、人感センサー、赤外線リモコンなどを収納している。 冒頭で紹介した機能は試作機にすでに実装済みだが、製品版はさらにブラッシュアップする予定だ。目指すのは、違和感なく一緒に生活でき、主人をいやすことができる“俺の嫁”。「最高の1台を、選ばれしオタクに届けたい」と、同社代表取締役の武地実さん(28)は意気込む。 「俺