関係筋によると、米アップルは多機能端末「iPad(アイパッド)」の新モデルの生産を開始した。 新モデルは従来品より薄くて軽い。また、プロセッサーの速度が高まり、記憶容量が増え、グラフィックスプロセッサが強力になるという。また、前面カメラを初めて搭載し、ビデオ会議機能などが可能になるが、ディスプレイの解像度は現在のアイパッドと同程度になるもよう。通信サービスはベライゾン・ワイヤレスとAT&Tが提供する。 同社の広報担当者はコメントを控えた。 現行モデルは昨年4月に発売され、販売台数は3四半期で1480万台に達した。直近の四半期決算ではアイパッドの売上高は46億ドル(約3700億円)と全体の17%を占めた。 【関連記事】 米アップル、ベライゾン向けiPhoneアンテナ設計を改善 米アップル、コンテンツ管理を強化 【ブログ】iPadアプリウオッチ─アイパッドで文書署名 米アップル