記者会見で記念撮影に応じる龍谷大、京セラ、和歌山県印南町などの関係者。右端がプラスソーシャルの深尾昌峰社長、右から3人目が龍谷大の赤松徹眞学長=16日、大阪市北区 京セラ子会社の京セラソーラーコーポレーションと龍谷大学などは16日、和歌山県印南町などに出力計1850キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置すると発表した。7月に稼働する予定。売電収入の一部を地元に寄付する日本初の「地域貢献型メガソーラー」となる。 印南町の町有地や龍谷大深草キャンパス(京都市伏見区)の校舎屋上に京セラ製太陽電池を敷設する。総事業費は約7億円。利益を株主に還元しない非営利型株式会社、プラスソーシャル(京都市)などが受け皿となり、売電収入から経費や龍谷大への配当などを差し引いた利益を設置地域へ寄付する。