東日本入国管理センター被収容者の連続死亡事件に関する真相解明とその公表 及び 被収容者の死亡事件発生防止策(入管医療の改善・長期収容停止)を即刻講じることを求める理事長声明 1 声明の趣旨 関東弁護士会連合会は,本年3月29日及び30日に,東日本入国管理センター(茨城県牛久市久野町1766所在)に収容されていたイラン人男性及びカメルーン人男性が相次いで死亡した事件(以下「入管連続死亡事件」という。)について,命を落とされた方々と御遺族に対して深い哀悼の意を表すると共に,法務省入国管理局及び東日本入国管理センターが,直ちに以下の行動を起こすことを求めるものである。 即ち, ① 入管連続死亡事件につき,その真相を解明するための独立した第三者機関を直ちに設置し,同機関による徹底的な調査を受け入れること。そして,同調査結果を,直ちに公表すること。 ② 今後,被収容者の死亡事件が二度と発生しないため