概要 オブジェクト指向(object oriented)とは、コンピュータプログラムの設計や実装についての考え方の一つで、互いに密接に関連するデータと手続き(処理手順)を「オブジェクト」(object)と呼ばれる一つのまとまりとして定義し、様々なオブジェクトを組み合わせてプログラム全体を構築していく手法。 システム全体を、現実世界の物理的なモノ(object)に見立てた「オブジェクト」と呼ばれる小さな構成単位の組み合わせとして捉える。システムの振る舞いはオブジェクト間の相互作用(機能の呼び出し/処理依頼)として記述される。 オブジェクトにはそれぞれ固有のデータ(属性/プロパティ/メンバ変数)と手続き(メソッド/メンバ関数)があり、外部からのメッセージを受けてメソッドを実行し、保有するデータを操作する。オブジェクトに付随するデータの操作は原則としてすべて内部のメソッドによって行われる。 この