タグ

2021年6月27日のブックマーク (2件)

  • 揺れ動く心の形に名前をつける。作り込まれた世界と叙情溢れる青春ファンタジー『祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る』 - 魔王14歳の幸福な電波

    MF文庫Jから出版された新作ライトノベル小説。濃密で要素の多い物語なので一言でジャンルを説明するのもなかなか難しいのですが、ピックアップするなら「異世界ファンタジー」「青春小説」あたりでしょうか。 民族の神話や遺物・国際情勢など、奥行きのある「設定」を楽しめる作品で、独特の論理で繰り広げられる破天荒なバトル描写も魅力です。種族差別が横行する社会の残酷さ・複雑さとそれに向き合う姿勢をかなりストレートに描いていたり、「言葉」や「名づけ」が重要なキーワードになっていたり、血と臓物まみれの悪夢の描写が強烈なビジュアルイメージとなっていたりと、要素要素でも印象的なモチーフが多いですね。 そんな多岐にわたる要素が徐々に噛み合っていき、登場人物たちの抱える願い、祈り、切実な決断や心打たれる言葉へと収束していくクライマックスは圧巻。没入したまま読み終わり、を閉じて虚空を見つめ、しばらくしてはーっとため息

    揺れ動く心の形に名前をつける。作り込まれた世界と叙情溢れる青春ファンタジー『祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る』 - 魔王14歳の幸福な電波
    Erlkonig
    Erlkonig 2021/06/27
    品森晶新作の紹介感想です。アリュージョニストが好きな人は(存在に気づきさえすれば)自然と読むと思うので、今回はアリュージョニストにはほとんど触れずに紹介しています。
  • 『幻想再帰のアリュージョニスト』の品森晶が贈る新作ハイ・ファンタジーが登場!

    大人気Web小説『幻想再帰のアリュージョニスト』の著者が、MF文庫Jで待望の新作を発表します。 【亜人】を【貴族】が従属させる確固たる身分制度が敷かれた時代……。千年の時代を経て復活した英雄が、全ての叡智が眠るという【学院】に通うことに! 美しく微笑む少年の正体は、勇者様? それとも神様!? あらすじ:失われた英雄の呼び名を、この世界はまだ知らない。 世界を滅ぼす邪神の眷属への対抗手段である“遺物”。 それを扱う才能を持たぬ【亜人】を純血人類たる【貴族】が従属させ、確固たる身分制度が敷かれた時代。 そんな千年後の世界に蘇った英雄・セロトは、人類の衰退ぶりに愕然としつつも、とある問題の解決のため、貴族の身分を得て、全ての叡智が眠るという【学院】に通い始める。 しかし、入学時の検査で遺物適正が最低ランクと判明。 劣等貴族と侮られることになるが、実技で実力の片鱗を見せていき……? これは悪夢のよ

    『幻想再帰のアリュージョニスト』の品森晶が贈る新作ハイ・ファンタジーが登場!
    Erlkonig
    Erlkonig 2021/06/27
    「『幻想再帰のアリュージョニスト』の品森晶」の文字が電撃オンラインのタイトルにドカドカと載っかっててめちゃくちゃニコニコしている。