日の出、または日没のときに見られる「光柱(こうちゅう)」という不思議な現象をご存知だろうか?これは雲のなかの氷晶が、光を反射して柱のように浮かび上がるというもの。何本もの柱が空に向かって立ち並ぶ様子は、感動的とさえいえる。 この現象は風の弱い日に発生するそうだ。氷晶が雲から舞い降りる際に、地面に対してほぼ水平に浮かび、光を反射することによって、柱のようにぼんやりと光を放つのである。 太陽の光を受けて輝くものを太陽柱、月の光を受けるものを月柱と呼ぶそうだ。寒冷地で見られるものと思われがちなのだが、季節を問わず見られるものなのだとか。 日の出前に目が覚めたときには、東の方角を見るともしかしたら、光柱を発見できるかもしれない。非常に稀な現象なので、発見できた日にはきっといいことがあるに違いない。 参照元:kuriositas(英語)