先日、銅管にネオジム磁石を落とす科学実験動画をご紹介しましたが、これと同じ実験をした動画をご紹介します。今回は、銅管が分厚いため、落ちる速度が非常に遅くなっています。 銅管の中央に超強力な磁石「ネオジム磁石」を落とすというこの実験。ネオジム磁石自体は、銅で作られている銅管と引っ張り合うことはありませんが、なぜか磁石はゆっくりと銅管の中を落ちていきます。銅管の向きを変えても同じように落ちています。 この磁石がゆっくりと落ちる理由は、レンツの法則によるもの。銅管内を磁石が落ちることで電磁誘導が発生し、この現象による過電流がブレーキ力が働いて磁石がゆっくりと落ちていたということです。 今回の実験では銅管が分厚いため、以前の実験に比べてさらに落下速度が低下しています。 原理が分かっていも、やっぱり不思議な科学実験動画でした。 予備