『なぜ世界は不況に陥ったのか』の表紙ができた。間村俊一さんの装丁は3冊目だが、彼の装丁は学術書に多い。本書も、世界不況を題材にした(池尾さんの)マクロ経済学の講義と思っていただいたほうがいい。帯には「古い経済思想に囚われている政治家・官僚・ジャーナリストのための『世界標準』の経済学講義」とうたわれている(これは編集者が考えたもの)。 先日のMP3ファイルは、6日間で2万を超えるダウンロードがあったそうだ。今後も、本だけでなく「アゴラ」などを使って今回の不況を経済学的に考える素材を提供していきた...