ブックマーク / www.boj.or.jp (2)

  • (論文)動的モデル平均化法による基調的物価変動の分析 : 日本銀行 Bank of Japan

    2016年3月30日 岩崎雄斗*1 開発壮平*2 全文 [PDF 1,041KB] 要旨 稿では、複数の消費者物価コア指標を包括的に活用して、物価の基調的変動を分析するための新しい手法を提示する。具体的には、動的モデル平均化法によって算出された可変ウエイトで、複数のコア指標を加重平均することにより「複合コア指標」を作成する。複合コア指標の主な特徴は、加重平均する際のウエイトが個別コア指標のパフォーマンスに基づいている点と、個別コア指標のパフォーマンスの時間的な変化に対応できる可変ウエイトを用いている点である。分析の結果、複合コア指標は、可変ウエイトがもたらす柔軟性により、基調的な変動に関する足もとの捕捉力や先行きの予測力において、個別コア指標よりも良好なパフォーマンスを示すことが確認された。また、可変ウエイトの動きを分析したところ、品目横断的なマクロ・ショックの影響が大きい局面では、「除

    (論文)動的モデル平均化法による基調的物価変動の分析 : 日本銀行 Bank of Japan
  • 日銀レビュー 国際金融ネットワークからみた世界的な金融危機

    2009-J-9 国際金融ネットワークからみた世界的な金融危機 金融市場局 今久保 圭 2009 年 7 月 サブプライム住宅ローン問題を契機とした金融混乱が世界的な金融危機へと発展していく過程で、 2002 年頃からの信用拡張期に世界中に行き渡った資金の流れは急激に逆回転し、 その負の影響は急 速かつ広範囲に広がっていった。こうした現象を招いた要因の 1 つとして、金融取引のグローバル 化の進展による、国際金融ネットワークの緊密化を指摘することができる。稿では、国際決済銀 行の 「国際資金取引統計」 を用いて、 この間の国際金融市場の構造特性を検証した。 その結果から、 欧州の銀行部門がハブとしての機能を高めることで、国際資金取引の効率性に一段と寄与し、ネッ トワーク全体の頑健性を高めていたことが確認された。一方で、同部門がショックの直撃を受けた 場合、各地に張り巡らされた取引

    Ez-style
    Ez-style 2009/07/14
  • 1