ミニタイプの小型USBテレビチューナーの売れ行きが好調だ。従来はワンセグしか視聴できなかったが、昨年11月にアイ・オー・データとバッファローから発売されたチューナーは、フルセグ、ワンセグの両方が視聴できる。ノートPCと組み合わせると、自宅ではフルセグを録画し、モバイル時には録画した番組やワンセグを見るという使い分けができる。 小さなテレビチューナーが今まで作れなかったのは、技術的な問題ではなかった。地デジ視聴に必要なB-CASカードが大きかったのだ。従来のB-CASカードはクレジットカード程度の大きさがあった。それが昨年の11月から、mini B-CASカードの出荷が始まった。このminiカードは、携帯電話のSIMカードとほぼ同じサイズで、これを使ってチューナーが大幅に小型化できたのだ。今後、ハンディテレビやカーナビなどでも利用が考えられ、地デジの小型化が期待されている。 ところで、このB