2008年9月第1週目の話題はGoogle Chromeでもちきりになった。誤ったタイミングで資料を送ってしまったことによる正式発表前のリーク記事にはじまり、その翌日のGoogle Chromeベータ版提供開始、驚異的なベンチマーク結果の発表などで新しいWebブラウザとしてGoogle Chromeは華々しいデビューを飾った。 Google Chromeの動作は軽快で、余分な機能を排除し必要な機能を十二分に提供するその姿勢は多くのユーザの心を掴んだ。発表内容にあるとおり、現在のインターネットやWebアプリケーションに最適なWebブラウザを開発したらどうなるだろうという疑問の回答に近いといえるようなよく考えられた作りだ。 しかしほかのブラウザも黙ったままではない。Mozilla関係者はさっそく最新のFirefox開発版のベンチマークを実施し、Firefox開発版がGoogle Chromeと