安倍晋三首相は15日午後、日韓議員連盟幹事長を務める自民党の河村建夫元官房長官と首相官邸で会談した。 河村氏によると、首相は慰安婦問題をめぐる日韓合意について「ゴールポストが動くことは絶対にあり得ない」と述べ、見直しを強く否定した。
安倍晋三首相は15日午後、日韓議員連盟幹事長を務める自民党の河村建夫元官房長官と首相官邸で会談した。 河村氏によると、首相は慰安婦問題をめぐる日韓合意について「ゴールポストが動くことは絶対にあり得ない」と述べ、見直しを強く否定した。
堺市東区で7月中旬、少年2人が乗った車が暴走して道路脇のフェンスに衝突した事故があり、睡眠薬を飲んで車を運転したとして、大阪府警に道交法違反(過労運転等)容疑で逮捕された通信制高校生の少年(18)が「睡眠薬を飲むと気分が高揚すると聞いて服用した」と供述していることが4日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、車の助手席に乗っていた知人男性(19)が「睡眠薬遊び」として、興奮状態になるため常習的に向精神薬に該当する睡眠薬を服用していたという。少年も男性のまねをして睡眠薬を服用したとみられ、府警は事故原因とともに若者に同様の遊びが蔓延(まんえん)していないか実態を調べる方針。 事故は7月14日午前0時15分ごろ、堺市東区の路上で発生。少年が運転する乗用車が道路脇の金網フェンスに衝突し、衝撃音を聞いた近隣住民が119番した。少年にけがはなかったが、助手席に同乗していた知人男性は
世界保健機構(WHO)は「子どもは紫外線による健康被害を受けやすい」として、帽子や日焼け止め、サングラスの使用を呼びかけている。特に学校には「子どもを紫外線から守るうえで学校が担う役割は決定的に重要」と警鐘を鳴らす。では日本の「部活動」の現状はどうだろうか。「子どもはサングラスなんかでカッコつけるな」と思っているとすれば、それは時代錯誤でしかない――。 ■炎天下で帽子なしの部活動や運動会 いきなり私事になって恐縮だが、今年春に息子が都内の公立中学校に入ると同時に運動部に入部。夏休みも毎日のように部活動に精を出し、真っ黒に日焼けしている。 ここで気になる点がひとつ。学校側が紫外線や熱中症対策にあまり熱心ではないようなのだ。炎天下であれば、大人であれば帽子をかぶり、日焼け止めクリーム(サンスクリーン)を塗り、サングラスを掛けるだろう。ところが、息子は当初帽子もかぶらずに部活動に参加してい
日本では、妊娠した高校生の大半が中退する。だが、退学しなければならない国や自治体の規則はない。学校を続けられるかどうかは、周囲の教員の理解と協力にかかっている。妊娠相談を受ける民間団体のほか、一部の教員からも「若年妊娠を問題行動と切り捨てるのではなく、貧困の連鎖に陥らせないため支援する対象と認識すべきだ」との声が上がる。【黒田阿紗子、写真も】 ◇「助言欲しかった」 埼玉県内に住む女性(31)は16年前、進学校で知られる私立高に入学した直後、交際する同級生との間で妊娠していたことが分かった。既に6カ月で、中絶はしたくなかった。「1年休学した後、復学したい」。校長と担任教諭に何度も頭を下げたが「悪い前例になってしまうので自主退学して」の一点張り。最後は、妊娠には触れずに「退学したい」と直筆で書かされた。 小学6年の時に両親が離婚。生活保護を受けながら一緒に暮らす母親は精神的に不安定で食事
労働現場がパンクしたヤマト運輸と、その引き金になったアマゾンとの交渉が大詰めを迎えている。関係者によると、ヤマトがアマゾンに対して、現状の1.7倍への値上げを要請しているという。 ヤマト運輸は、10月には運賃の値上げと総量コントロールする方針を打ち出している。大口の法人客にも値上げを要請しており、アマゾンとて例外ではない。 ネット通販の王者であるアマゾン・ジャパンの宅配便数は、年間3億個にものぼる。このうち4分の3にあたる2億2000万~3000万個をヤマト運輸が、残りを日本郵便が運んでいる。 関係者によると、ヤマトが受けているアマゾンの荷物の平均単価は270~280円。これは2013年に佐川急便が利益が出ないとしてアマゾンの仕事から撤退したときの価格に等しい。「タリフ」と呼ばれる運賃表の4割という水準だ。 にもかかわらず、その価格で受けてきたのは、「アマゾン・ジャパンが物流機能の
俳優の砂川啓介(さがわ・けいすけ、本名・山下啓一=やました・けいいち)さんが11日に亡くなったことが18日、分かった。80歳。東京都出身。砂川さんは「ドラえもん」の声で知られる大山のぶ代(83)の夫。 【写真】認知症後初めて公開される現在の大山のぶ代。15年8月に自宅で撮影 通夜、葬儀・告別式は、すでに密葬で執り行われた。 大山は08年に脳梗塞を発症。その後、認知症と判明し、砂川さんは15年5月に会見を開いて大山の認知症を公表、介護を続けていた。また、自身は13年に初期の胃がんの手術を受け、さらに16年6月の講演会では同4月に尿管がんの診断を受け、大山が老人ホームに入所したことも明らかにしていた。 15年に発売した著書で、壮絶な介護生活をつづった「娘になった妻、のぶ代へ」では、大山に「病気の君を置いて先には死ねないよ」と伝えていたことを記していた砂川さん。大山さんを置いての無念の旅立
さもしいと言うほかあるまい。料理愛好家としても知られるタレントのグッチ裕三(65)がテレビのバラエティ番組などで浅草のメンチカツ屋を大絶賛。おかげで、行列の絶えない名物グルメ店となったものの、食べ歩き客があふれ、他の店舗から苦情が出ているという。しかも、このお店、実はグッチ裕三自身がオーナーで、そのことを隠して、宣伝していたのだ。 *** 例えば、2016年2月15日に放送された「はやドキ!」(TBS系)にゲスト出演したグッチ裕三は、浅草新名物として「浅草メンチ」を紹介。「子どものころ、肉屋さんでメンチを売っていたからよく食べたけれど、レベルが違うな」などと褒めちぎっていた。遡って、14年5月1日放送の「ヒルナンデス!」(日テレ系)でも、“開運ツアー”というコーナーで、他のゲストにメンチカツを勧め、「運が向いてきそうでしょ?」「勝負に勝つ! メンチカツ!」などと同じ店を取り上げている。
2019年にNHKの番組のネット同時配信が実現した場合の受信料の在り方を検討している「NHK受信料制度等検討委員会」(座長=安藤英義・専修大大学院教授)は26日、現行の地上放送、衛星放送の受信料制度を維持したうえで、テレビを持たずネット同時配信のみを利用する世帯については別の契約を設けることを柱とする中間答申原案をまとめた。その場合のネットの受信料については、NHK内部で現行の地上放送契約と同額(口座振替の2カ月払いで2520円)とする案が浮上している。 ◇地上波と同額か 原案には、支払いは世帯単位とし、スマートフォンなどでネット受信アプリのダウンロードなどの手続きを済ませた者を対象とする方針も盛り込んだ。地上放送などの受信料をすでに払っている世帯は、ネット同時配信を利用しても無料とし、スマホなどのネット同時配信の利用者のみ有料とする。原案は27日のNHK経営委員会に示され7月下旬に正
日本では、妊娠した女性の36%が「望まぬ妊娠だった」と答えている。その根本にあるとされるのが、日本の遅れた“性教育”だ。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、さまざまな体験をしたオンナたちを都内某所の「とある部屋」に呼び、ゲストたちの「オンナたちのリアルな行動とその本音」を徹底的に調査する。 「増える40代の中絶 大人の性教育」をテーマに、性の現場を知る当事者たちが赤裸々に語った過去の放送では、ゲストたちから衝撃発言が多数飛び出した。 AV女優の経験を持つタレントの総長ダリアさんは、1年ほど前に九州の学校の先生から相談を受けた。「保険体育の授業で自分は若いときに中絶をさせてしまった経験があるから、そういう悲しい思いをしないためにもコンドームを使わないといけないって教えたら、生徒の親に知れ渡って、PTAにチクられて。その先生がクビになっちゃったんで
理不尽な検閲が横行する様を描いた「図書館戦争」さながらの展開か――。大阪府門真市の市立中学校で図書館の蔵書として購入したライトノベルが「わいせつで扇情的」と市議会で批判を受けた。表紙に描かれているイラストの女性が「肌もあらわで、おっぱいが大きい」ことなどが理由だという。今どきの中学生がその程度の絵で“たかぶる”のか疑問だが、関係者は公権力が学校の選書に口出しする事態を憂慮。5年前の“はだしのゲン騒動”の二の舞いにならないか、懸念が膨らんでいる。 同市の教育委員会学校教育課によると、中学校が図書館の蔵書として2015年に購入した5タイトル17冊のライトノベルに対して、14日の門真市議会の場で「わいせつで扇情的」と批判が出た。ある市議が「表紙がわいせつで、青少年の気持ちをたかぶらせる」として、図書を公費で購入した点を問題視したのだ。 この中学校では、生徒から「ライトノベルが読みたい」との要
2日から左肺炎慢性呼吸不全の急性増悪(ぞうあく)のため入院し、14日に退院していた落語家の桂歌丸(80)が17日、都内で行われた日本テレビ系『笑点』(毎週日曜 後5:30)の前番組『もう笑点』(毎週日曜 午後5:25~)の収録に参加。笑点メンバーと囲み取材に応じ、ピン芸人・アキラ100%などの「裸芸」に物申した。 【写真】桂歌丸と共に取材に応じた笑点メンバー 落語を誰に聞いてほしいかと問われると歌丸の目が変わった。「日本全体、あるいは海外からの人にも聞いてもらいたい」。そこには、体一つで高座に上がり続ける落語家としてのプライドがあった。「日本語っていうのは日本の文化。その文化を1番、使っているのが、我々、噺家だと思いますよ。それも笑いに持っていっている」と思いを語った。 その上で「失礼ですけど、日本語を使わないで笑いを取っている芸能人の方が大勢いるじゃないですか。これも、言っちゃ失礼で
17歳少女との飲酒と淫行で無期限活動停止となった俳優・小出恵介(33)の所属事務所は15日、少女との示談が10日に成立していたことを発表した。問題発覚から1週間が過ぎ、小出の素行をめぐっては続々と新情報が浮上。「女は常時10人以上」と自慢するほど女遊び好きだった小出の衝撃情報として、ジャニーズ一の遊び人ともいわれるNEWSの手越祐也(29)と“喜び組”が重なっていたという。一連の騒動が飛び火する可能性が高まってきた――。 ある飲食店関係者は小出と手越の“接点”についてこう明かした。 「女子高生タレントとしてテレビ出演を経験してきたAを中心に、18~19歳の女の子7人ほどで構成されたグループが3つほどあるのですが、その一つがNEWSの手越と非常に親密な関係にあるんですよ。しかも、その女の子の中には、あの(俳優の)小出恵介とも関係を持った者もいるそうです」 青春野球ドラマ「ROOKIES
6日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・前9時50分)で赤城乳業(埼玉県深谷市)が発売する人気の氷菓「ガリガリ君」で実在していない味を番組内で紹介していたことが分かった。フジテレビは7日放送の同番組内で謝罪した。 【写真】「ワイドナショー」紹介の宮崎駿監督「引退発言」は本人のものではなかった…フジテレビ謝罪 実在しない「ガリガリ君」を放送したのは、6日の同番組での「コレ知らないNO!」のコーナーで「ガリガリ君」の食感の秘密を追跡した場面だった。番組では今年で発売36年目を迎えた人気アイスで季節限定味が発売され品切れが続出していることを紹介。限定味を紹介する際の商品パッケージの画像で「スイカ」「九州みかん」に続き「火星ヤシ」が放送された。 「火星ヤシ」は実在していない商品で、これを受けて7日の同番組内のニュースコーナーの最後に同局の渡辺和洋アナウンサー(41)が「ここでお詫び
50歳までに一度も結婚しない人の割合を表す「生涯未婚率」が上昇し続けています。最新の2015年は男性が23.4%、女性が14.1%でした。1980年と比べて男性の未婚者の割合は約10倍、女性が3倍に膨らんでいます。 上昇のきっかけの一つは86年に施行された男女雇用機会均等法だといわれています。男女の採用差別が禁じられたことで賃金格差が縮まり、男性に頼らず自立できる女性が増えたのです。 最近目立つのは男性の未婚率が急上昇していることです。5年ごとの国勢調査を基に計算される生涯未婚率は、85年までは女性が男性を上回っていました。これが90年に逆転、今は男性が女性を約10ポイントも上回っています。 バブル崩壊後、不安定な非正規雇用に就く男性が増えました。経済的な安定が得にくくなり、結婚をためらう人が増えたというのが一般的な説明です。しかし経済的な事情が背景であるなら、男女とも同じように未婚
「連続殺人で死刑になるつもりだった」「“すっきり”して自首」 東京・江戸川の女子高生強殺、青木正裕被告が供述 平成27年11月、東京都江戸川区の自宅アパートに同区の高校3年、岩瀬加奈さん=当時(17)=を連れ込み、首を絞めて殺害し現金を奪ったなどとして、強盗殺人と強盗強姦未遂の罪に問われた無職、青木正裕被告(31)の裁判員裁判の初公判が16日、東京地裁(島田一裁判長)で開かれた。同日午後には弁護側の被告人質問が行われ、青木被告は「連続殺人をして、死刑になろうと思っていた」などと述べた。 弁護側の被告人質問に対し、青木被告は「人生で友人は1人しかいなかった。彼はアニメやゲームに相当傾斜していたので気が合った」などと話した。また、中学生時代には同級生から無視される“いじめ”を受けたとした。両親が別居して母親と同居したが、母親からは愛されず、高校卒業後に専門学校に入学後に独り暮らしを始めたとい
TBSの定例社長会見が29日、同局内で行われ、武田信二社長が同局系の情報番組「白熱ライブ ビビット」(月~金曜、前8・00)の「やらせ放送」について謝罪した。 【写真】ビビットロケでてるみくらぶ利用を明かした真矢ミキ 問題となったのは、今年1月31日、多摩川の河川敷で生活するホームレスを取り上げた放送。ホームレス男性と、飼育する17匹の犬が近隣住民に迷惑をかけているとして、この男性を「犬男爵」「人の皮を被った化け物」と表現し、男性は取材に対して声を荒げる場面の流れたが、後に男性が当該場面について、TBSに頼まれての演出だったと発言していた。 武田社長は当該番組について「私も見てました。驚きました」とし、「現場に事実関係や、どういう経緯でああなったかと確認している。大変不適切な内容だったと思っています。関係者の方には、改めてお詫び申し上げたいと思っていますと謝罪した。 その上で「BPO
日本テレビ系情報番組「ZIP!」の人気料理コーナー『MOCO'Sキッチン』に対し、「オリーブオイルの量が多すぎる」と問題視する意見が放送倫理・番組向上機構(BPO)に寄せられた。 俳優の速水もこみちさん(32)が担当する同コーナーは、大量のオリーブオイルを惜しげもなく使う「もこみち流」の調理法が人気を呼んでいる。実際、過去の放送では、1品の料理を作るためにオリーブオイルを「まるまる一瓶」使い切る場面もあった。 ■「視聴者の健康や家計などに配慮するべき」 BPOは2017年3月8日、17年2月に視聴者から寄せられた意見の概要を公式サイト上で公表した。その中では、BPOに先月届いた全1713件の視聴者意見のうち20件を抜粋して紹介している。そこで取り上げられたのが、 「朝の情報番組に、人気俳優の出ている料理コーナーがある。そこで使われているオリーブオイルの量は、料理一品に対して多すぎる
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