かつてはオタク専用のポータブルな小型ノートPCと思われていたNetbookがここにきて、PC市場で重要なセグメントになりつつある。米調査会社ABI Researchのアナリストによると、今年末までに3900万台のNetbookが出荷される見込みだ。一方、米市場調査会社IDCでは、今年のNetbookの販売台数は2100万台になる見通しだとしている。いずれにせよ、この市場が急拡大しつつあることは確かなようだ。その一方で、2008年はノートPCとデスクトップの販売が落ち込み、多くのアナリストは2009年もこの傾向が続くとみている。 NetbookがPC業界の救世主になるかもしれないという期待が高まる中(話題だけが先行している感もあるが)、全世界の企業がデスクトップとノートPCをどのような形でリプレースするのか(リプレースするかどうかではなく)という点に注目が集まっている。 Netbookは会社
先週、PC業界には3つの大きなニュースがあった。 1つはWindows 7のSKU(出荷単位)、すなわち○○EditionといったOSのパッケージ構成が決まり、それが発表されたことだ。これはとても興味深い。他コラムでも分析されているが、簡単に言えばMicrosoftはネットブックに代表される超低価格PC(ULCPC)に、さらなる足かせを填めたて利用フィールドを制限するという判断を下した。 次にUQモバイルによるコンシューマ向けサービスプランの発表。筆者も取材を予定しているが、先方の広報担当者も「やっと取材を受けられるようになった」と節目にこぎ着けたことを喜んでいた。 最後はIntelのロードマップ変更だが、こちらは今週、正式な発表がIntelからある予定だ。すでに報道されているように、32nm世代の開発が順調という理由もあるのだろうが、世界的な景気後退という事情も無視できない。 この時期に
中国の大手IT系ニュースサイトでは、ASCII.jpをはじめとした日本の大手IT系ポータルサイトと同様に、新製品発表レポートやレビュー記事、それに「北京の中関村(=中国版アキバ)でどういった製品が出た」とか「PCパーツの安売りが出た」とかの現地販売速報などの記事が次々に掲載される。 その一方で、中国の大手IT系ニュースサイトのもう一つの柱として、価格.comのようなデジタル製品、PC関連製品の価格比較コンテンツがある。ASCII.jpをはじめとした日本のITサイトにもあるが、中国と比べると、本業ではなく、それほど力を入れていないように思える(それはそれでよいと思うが)。 ものづくりの日本人 vs 商売の中国人の構図がここにも 中国では、むしろ価格比較のほうが重要なのか。例えばある製品名で「百度」なり「谷歌」(Google中国)なりで検索すると、まずIT系ニュースサイトの製品情報を含む価格情
大容量化という点では、メモリ容量で1GBモデルの構成比は90.6%となり、512GBの構成比はわずか7.7%しかない。また、HDDに160GBを採用したミニノートの構成比は54.0%に達し、120GBは16.2%、4~32GBのSSDモデルは23.4%にそれぞれ縮小している。 さらに、オフィスアプリケーションを搭載したミニノートの構成比が上昇しているのも特筆される。2008年9月時点では、24.3%と4台に1台だったオフィスアプリケーション搭載モデルの構成比は、12月の調査では37.4%と、3台に1台を上回る実績となっているのだ。 とくに、12月になって増加したのが、Microsoft Officeの搭載製品。11月まではわずか1%台で推移していたものが、12月には8.6%と急増した。日本エイサーのAspire oneに同オフィスを搭載した製品が追加されたことなどが影響している。これにより
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