ある企業が3800万人分のユーザ情報の不正アクセスを受けた時に、200万人近くのユーザーが「123456」「qwerty」といった簡単なパスワードを使っていたことが判明しており、さらにパスワードを使い回していたことで、流出した情報から別のSNSも突破される、という事件も発生しています。つまり、全てのウェブサービスで難解かつ丈長なパスワードを個別に設定する必要があるものの、全てを記憶するのは無理があるわけですが、簡単にパスワードを管理できて、PC・スマートフォン・タブレット間で同期して使い回せる上に、突破されにくいパスワード作成ツールまで備わったのが「パスワードマネージャー」です。 ◆パスワードマネージャーの必要性 パスワード攻撃手法には「類推攻撃」「辞書攻撃」「総当たり攻撃」といったものがありますが、そもそも、なぜパスワードマネージャーが必要なのかというと、利用するウェブサイトで「同じパス
![パスワードをiPhone・Android・Windows・Mac間で同期してログインも自動化できる「パスワードマネージャー」無料版の使い方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2dc81eb0226f062db3191222bd85622cf0ceca3b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2014%2F12%2F12%2Ftrendmicro-pwmgr%2Ftop.jpg)