この記事は、JSC(日本映画撮影監督協会)機関誌「映画撮影」(No.182 2009年8月15日)に一部掲載された文章の全文です。 (2009年9月11日公開) 撮影報告:映画『沈黙を破る』ができるまで 2000年より7年間にわたって撮りためてきたパレスチナ・イスラエルでのビデオ映像を元にほぼ1年をかけて編集・制作した私のドキュメンタリー映画『沈黙を破る』が5月初旬に公開されて以来、さまざまなご批評をいただいた。中でもいちばん気になったのは映像のプロたち、そしてパレスチナ・イスラエル問題に詳しいジャーナリストや研究者たちからの批評である。だからこそ、公開初日に劇場に足を運んでくださった中東問題の大御所、板垣雄三・東大名誉教授の以下の評価に、不安だった私は暗闇の中に光を見い出す思いがした。 『沈黙を破る』では、真実にめざめた人たち(イスラエル人たちもアメリカ人も)の、語る「ことば」だけでなく
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