土日にかけて、三重県熊野市紀和町というところに行ってきました。 名古屋から車で4時間半(帰りは渋滞に巻き込まれ6時間!)という長丁場を越えて、 たどり着きました。 ここにはかつて、日本で有数の金・銀・銅の産地である、 紀州鉱山があって、1300人以上もの朝鮮人が強制連行されてきたという事実があります。 しかし、多くの地域でも同じですが、ここでもそんな強制連行の事実は隠ぺいされてきました。 現地に実際に行ってみると、よりそのことを感じました。 紀州鉱山の選鉱場のそばにある資料館に足を運ぶと、 同じ外国人労働者であるにも関わらず、 マレー半島から連れてこられた英国人捕虜のことしか史実として残っていないんです。 朝鮮人のことに対しては一言も言及がないのに、英国人墓地は地元の町民たちの手によって作られたとのこと。 また、1930年台から鉱山を経営してきた石原産業に対する強制連行の責任追及の雰囲気は
![紀州鉱山に強制連行された朝鮮人 - 日刊イオ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e4a0386999746e87013e0f1b2713bb078b23479d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogimg.goo.ne.jp%2Fuser_image%2F63%2Fb5%2F93baf7afbd0fd4f01c0411f3caca874f.jpg)