去年と異なり、今回は何故か1月4日から1月29日までの募集となっている「知的財産推進計画2016」の策定に向けた意見募集に対し、私が提出した意見をここに載せておく。 今年は募集が1月になった所為で、知財本部の検証・評価・企画委員会の知財紛争処理システム検討委員会や次世代知財システム委員会の検討の方向性がそれぞれまだ良く見えていない中での知財計画パブコメとなっているが、これらの委員会がどうあれ、今年の知財政策上の最大のトピックは問答無用でTPP問題であり、私の提出した意見も(1)a)のTPP問題に関する部分を今の状況に合わせて書き改めている。(他の点では、知財計画2015の記載(第338回参照)に合わせてリバースエンジニアリングの話を(1)e)として追加したり、4K無料放送のコピー制御の話(phileweb.comの記事及び東洋経済の記事参照)を(2)c)につけ加えたりし、また、全体的に記載
2015.01.09 昨日、自民党の行革推進本部からパブコメに関する行政手続法違反の横行について各省庁に報告を求めたばかりだが、昨日の今日でパブコメの形骸化を表すような出来事が起きた。 電力会社による再生可能エネルギーの接続保留問題を受けて、経産省が固定価格買い取り制度に関する省令改正のためのパブコメをやっている。 そのパブコメの締め切りが1月9日午後5時。そして今日の自民党の再生可能エネルギーに関する委員会の席上で、省令改正を1月13日にやると経産省がのたもうた。 金曜日の5時にパブコメを締め切って、3連休明けに省令改正をやりますというのは、経産省はパブコメは無視しますというのに等しい。 改正するという内容も支離滅裂だが、改正のための手続きも法律違反だ。行革推進本部として、こういう日程は受け入れられないと強く主張する。 夕方、省令改正を延期するという連絡が入る。 しかし、今度は1月15日
MIAUは、政府の知的財産戦略本部「知的財産推進計画2014」の策定に向けた意見募集に、下記の意見書を提出いたしました。 内容は以下の通りです。 2014年5月16日 「知的財産推進計画2014」に対する意見 一般社団法人 インターネットユーザー協会(MIAU) アーカイブに関するタスクフォース報告書に関して 【要旨】 本報告書においては下記を求める。 現状の課題 著作権の切れた出版物のネット上での速やかな公開 放送番組の権利処理にオプトアウトの導入 政見放送や国会審議などの公的なコンテンツの公開 国が主導する著作権の切れた映像コンテンツのネット公開 利活用促進のために TPPへの慎重な対応 フェアユース規定の導入 クラウドコンピューティングに対応した著作権制度の整備 使いやすい行政の持つデータのライセンス採用 【全文】 II. アーカイブの現状と課題 1. アーカイブの分野別の状況 (2
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