“キモい”は撲滅すべき凶器的言語である。 2006年10月04日15時42分 / 提供:PJ 【PJ 2006年10月04日】− “キモい”。日本語の言葉は星の数ほど存在するが、これほど無邪気で簡単に相手を深く傷つける事が出来る言葉は見当たらない。それを一言発するだけで、侮辱と軽蔑、人格の否定と不信任の思いを相手にぶつける事が出来るので友人・知人を傷つけ罵るためには、最高に便利な言葉である。その破壊力は、“バカ”や“アホ”とは比較にならない。 子供達と若者を中心に、その言葉は広域に蔓延しており、流行語から常用語に昇格してしまっている。実のところ、この言葉の用法は極めて不明瞭であり、使用者の大多数がよく分からないまま、曖昧に使っているのが現状だ。「うわぁ、キモい。」、「なんかキモい。」などと、自分がある対象に向かって不快感を表す場合に、なんとなく用いる事だけが決まり事で、対象の定義・使用