9月16日、ロシアの元スパイで英インディペンデント紙やイブニング・スタンダード紙を買収した富豪のアレクサンドル・レベデフ氏が、テレビの討論番組でロシア人実業家に殴りかかる騒動があった。写真は殴りかかるレベデフ氏(左)(2011年 ロイター/REUTERS/NTV) [モスクワ 16日 ロイター] ロシアの元スパイで英インディペンデント紙やイブニング・スタンダード紙を買収した富豪のアレクサンドル・レベデフ氏(51)が、16日に放送された世界経済危機を扱ったテレビの討論番組で、出演していた実業家に殴りかかる騒動があった。 殴られたのは不動産開発業を営むセルゲイ・ポロンスキー氏で、かつて億万長者だったものの、経済危機の影響で多くの資産を失っている。同氏はレベデフ氏に対し、オリガーキー(新興財閥)と金融問題を話し合うくらいなら誰かを殴ったほうがましだと述べ、「試してみたいか」とレベデフ氏を挑発した