2011年は『魔法少女まどか☆マギカ』が大ヒットし、アニメ誌以外の雑誌も「まどマギ」を取り上げる現象が発生した。この状況を、「まどマギ」の監督である新房昭之氏は、どう見ているのだろうか? 12月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.99でインタビューに応じた新房氏は、「アニメの支持層は広がっているのでは?」という質問にこう答える。 「広がってはいないんじゃないかな? 話題作みたいなものは、やっぱり特殊なものなので。結局、いま見て誰もがわかるアニメって『ドラえもん』みたいなものか、昔の『セーラームーン』とか『ガンダム』とかですよね。一番新しくて『新世紀エヴァンゲリオン』。それが変わらないと、アニメの支持層が広がったとは言えないんじゃないかな」 「評論家やバラエティ番組とかが、一般に紹介してくれたらいいんですけどね」と語る新房氏。しかし彼は、現在のアニメの状況を 「今は今でいいスタイルだと
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