ゲームにおける表現は、常に注目され話題となるトピックのひとつだろう。国や地域によって、あるいは時代によって見方が変化することもあり、それまで許容されていた表現が受け入れられなくなることもあれば、逆のケースも見られる。その判断は、最終的にはプレイヤーがおこなうことになるが、直前の段階としてプラットフォームホルダーの存在が挙げられる。近年、その影響が取りざたされるケースが散見されるため、現時点での状況をまとめておこう。 今年6月27日、任天堂が開催した株主総会の質疑応答にて、表現規制についての質問が飛び、それに対する古川俊太郎社長の回答が一部で話題となった。該当の問答は以下のとおり。 Q:昨今、エンターテインメントにおいては表現に対する配慮が求められており、他社プラットフォームでは、CEROやESRBといった第三者機関による年齢レーティングだけでなく、独自の表現規制も適用しているという話を聞く
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