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ブックマーク / d1953coldsummer.blog64.fc2.com (7)

  • 『パシフィック・リム』 怪獣を屠るイェーガーの空虚 - 1953ColdSummer

    パシフィック・リム PACIFIC RIM 2013/アメリカ/G 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:チャーリー・ハナム/イドリス・エルバ/菊地凛子/他   日は飽の国である、てな事を、子供のころから聞いている気がする。はな、飢餓の国よりはマシでしょう。と、今日も阿亀蕎麦を手繰りながら思うのだけれども、そがな事言うとると薬缶のおちょぼ口の部分で頭をどつかれるか分からんし、飽和しているのは何も料/飲料ばかりではなく、より文化的なものもそうであるともこれ言えるのであって、対戦格闘ゲームが流行れば対戦格闘ゲームが雲霞の如くに湧いてきたし、ロボットアニメでジャリから小遣い巻き上げられると判断されたならば、ロボットの数だけ戦争とプラモデルが産出されたのである。かかる経済的サブカルチャーに漬かって育ってきたら人間はどうなってしまうか。 『パシフィック・リム』は怪獣(作中では「KAIJU」表記)た

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    FFF 2013/08/21
    スレに長文書いてウザがられる方面
  • 『ぼくのエリ 200歳の少女』 それでも僕は殺人を肯定する。 (2010/スウェーデン PG12 監督:トーマス・アルフレッドソン 原案:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『モールス』)

    1953ColdSummer : 『ぼくのエリ 200歳の少女』 それでも僕は殺人を肯定する。 (2010/スウェーデン PG12 監督:トーマス・アルフレッドソン 原案:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『モールス』) 何がここまで美しいのだろう。  スウェーデンの雪景色? 主演2人の子役の美貌? 12歳という限定された時代にのみ覚える淡い恋慕?  それらの漠然とした美しさを以て「美しい映画だった」と書き捨てることは簡単だ。だが、それをしてしまっては、「200歳の少女」というふざけきった邦題に屈するに等しい恥辱を味わうことになる。  輪郭をぼやけさせたまま、何だかふわふわした意味で用いられる「ファンタジー」という形容に逃避しないことが、良質な「ファンタジー」を読み解くためのコツである。「ファンタジー」という部分は、「ホラー」や「ボーイ・ミーツ・ガール」と置き換えてもいい。 『ぼくのエリ 

  • 『サマーウォーズ』を称揚しているバカは『恋空』の悪口も言うんじゃねえぞ! Kill The Anime Otaku!!!!! 1953ColdSummer

    まず『サマーウォーズ』というアニメ映画に関しては、こういった正当な感想がネット上に多々アップされているということを前提に話を進める。  アナーキーな自警団「サマーウォーズ」 - 深町秋生のベテラン日記  (*´Д`)=з「サマーウォーズ」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール  メシウマの無い物語『サマーウォーズ』 - くりごはんが嫌い  CinemaScape/Comment: サマーウォーズ シナリオがメチャクチャ。年ワースト級の駄作  『サマーウォーズ』 これ誰が褒めてるの? (2009/日 監督:細田守) 1953ColdSummer  他にも読むべき感想はあるのだが、すべてを羅列していると日が暮れるので(もう暮れているけど)、以上の感想が『サマーウォーズ』というアニメ映画質を分かりやすくダイレクトに伝えているものとして提示した。 『サマーウォーズ』は、普段アニメしか観ない

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    FFF 2010/08/16
    アニオタのくくりが相変わらず広すぎ
  • 『第9地区』 2010年度どころかオールタイムベスト入り確定! (2010/アメリカ ニュージーランド 監督:ニール・ブロンカンプ 製作: ピーター・ジャクソン) - DrasticDramatic

    DrasticDramatic : 『第9地区』 2010年度どころかオールタイムベスト入り確定! (2010/アメリカ ニュージーランド 監督:ニール・ブロンカンプ 製作: ピーター・ジャクソン) 作『DISTRICT 9』こと『第9地区』に関しては、もう観る前から2010年度ベスト入りが確定していたのだが、これは長年映画を観ていると、観る前から映画のランク付けができるという超能力に目覚めることができるという話ではなく、監督/製作、設定、スチール画像などから催されるある種の匂いなどを鋭敏に嗅ぎ付けることができ、それらによって映画に対する期待値が上がり、そして、もし少々クソな部分があっても、他の良い部分を過剰に称揚することにより結果として映画全体を楽しめる、という話で……。つまり、主観と偏見ですな、ハハハ。  そして作を観終えて思ったこと、これはすでにブロゴスフィアのみならずTwitt

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    FFF 2010/04/15
  • DrasticDramatic 『サマーウォーズ』 これ誰が褒めてるの? (2009/日本 監督:細田守)

    いやぁ、当にクソつまらなかった。  何もこれは、アニメだから、アニオタが騒いでいたから、細田版『時をかける少女』で涙とザーメンを垂れ流していた童貞どもが褒めていたから、とかいう理由でひねくれて言っているわけではなく、一介の映画好きとして、脚フェチとしての観点からの感想であって、要するに主観と偏見でものを言っているので、これから書く感想に異議、異論、疑問など、つまりは文句のある人は、別に文句を言ってきてもいいけどたぶん永遠にこちらと貴方の主張は平行線のまま交わることはないであろうと予測されるので、「ボクの大好きなアニメを貶すなんて許せない! このアニメを褒めるまで文句を言い続けてやる! ムキー!」という洗脳目的の説教は何ら意味も無い虚しいものになるであろう事は記しておきますね。  製作側の都合でかなり内容が削られているとの話だが、贅肉を削いだ結果残ったものが、貧乏臭い田舎の風景に、殺意す

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    FFF 2010/03/15
    時かけってそう言う消費のされ方して無いだろうと言う違和感が/サマーウォーズの脚本がへぼいのはオタクの嗜好と言うよりアバターの脚本がへぼいのに近い気がする
  • DrasticDramatic 『G.I.ジョー』 男の子の夢はレイプされた。 (2009/アメリカ 監督:スティーヴン・ソマーズ)

    『G.I.ジョー』のアクション・フィギュアといえば、濃い顔立ちに加え関節ジョイント丸出しの、でもどこか男の子の夢をくすぐる出来のちょっと高価なフィギュアであり、トランスフォーマーやゾイドとともに親におねだりして買ってもらった同世代の人間も多いのでは? と察する。  なかでも日刀にサブマシンガンを装備した忍者キャラ“スネークアイズ”のかっこよさは白眉で、そこから「毛唐に勘違いされたニッポン」の魅力にハマった人間も多かろうと思う。 自分の幼少時の記憶によれば、『G.I.ジョー』のモチーフは米軍兵士とスーパーメカで、たしか当時放送していたアニメでも(比較的)リアリティがあるウォー・アクションだったと記憶している。銃撃、爆発、潜入、脱出、これらのアクトに一喜一憂し、テレビのスイッチを消したあとは親に「おもちゃ買って!」とだだをこねてしまう、そんな舶来の玩具即販番組だった。何のことはない、スタン

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    FFF 2009/10/06
    コナミのゲームの「ヨーJO!」しか知らんとです
  • 『DOOMSDAY(原題)』ボンクラ魂溢れる熱いオマージュの数々。観た日がまさにドゥームズデイ!(2009 / アメリカ 監督 ニール・マーシャル) デズデモーナ淫虐症

    ホーム > 映画 > 『DOOMSDAY(原題)』ボンクラ魂溢れる熱いオマージュの数々。観た日がまさにドゥームズデイ!(2009 / アメリカ 監督 ニール・マーシャル) 『ディセント』のニール・マーシャルがお送りする近未来SFアクションだ!   余談だが、「近未来」とはよく聞くが「超未来」とはあまり聞かない。とりあえず作は、ガソリン・エンジンで走る車が現役だったり、リーパー・ウィルスなる殺人ウィルスが猛威を奮っていたり(=医療があまり発達していない)とそんな世界なので、「近未来」という括りにした。人間が原型を留めていないほどに進化していたり、ビーム光線を撃ち合っていたり、世界が猿に支配されていたりしたら「超未来」という括りにしてもよかったんだけど、残念ながら作は、疫病流行りのスコットランドを防壁で隔離した、装甲車と、潜入と、肉弾戦と、モヒカンと、バトルアクスが所狭しと跳梁する、近未来

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    FFF 2009/07/22
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