ソースコード共有ツールを運営する米GitHubが、東京・港区に日本支社「ギットハブ・ジャパン合同会社」を設立した。米国外に支社を置くのは初めて。日本語でのテクニカルサポートを行い、法人向けツールの導入促進に力を入れる。 「GitHub」は、2008年にローンチされたソフトウェア開発者向けソースコード共有ツール。豊富な機能と使いやすさで人気を集め、現在のユーザー数は世界970万人以上。デザイナーの画像などのデザインファイルのバージョン管理ツールとしても利用され、企業や自治体の公式アカウントがオープンソースを公開するなど活用が広がっている。Webブラウザから利用できる「GitHub.com」に加え、デスクトップやモバイルアプリケーションも用意する。 日本法人では、法人向けのオンプレミスツール「GitHub Enterprise」の販売促進に注力。オンプレミスで展開することで、高度なセキュリティ
ITの人材発掘・育成を目指す「未踏事業」 夏野剛氏:みなさん、こんにちは。「未踏」っていうのはですね、ITの人材発掘・育成事業というものを経産省ならびにIPAがやっているわけですが、そこの統括プロジェクトマネージャーをやっております、夏野剛と申します。 今回一般社団法人未踏の理事もつとめておりますが、私がまずはじめに「未踏って何だ?」というところを説明させていただきます。 未踏とういうのは、今若手のプログラマーやエンジニアの間では知らない人はいないブランドになっています。毎年何十人ものクリエーターを輩出しています。トータルでいうと1600人のクリエーターを輩出しております。 エンジニアのなかでは「未踏」がひとつのブランドになっている。しかしですね、一般にはほとんど知られていない。特に企業の人事部。 人事担当者というのは、企業の即戦力じゃないから人事をやっているというのはありますけども(笑)
マンガやアニメ、ポップカルチャーなどの日本独自の文化やその魅力を指す言葉「クール・ジャパン」。このクール・ジャパンを海外に発信すべく、国が支援施策を進めている。 そのクール・ジャパン支援施策のキモとなるのが、経済産業省(経産省)が手掛けるクール・ジャパン推進のためのファンドだ。ファンドの設立に必要な「株式会社海外需要開拓支援機構法案(クール・ジャパン推進機構法案)」は3月15日に閣議決定し、仮に国会審議が順調にいけば、概ね6月中にも国会で成立する見込みだ。この法案が成立したのち、株式会社クール・ジャパン推進機構(仮称)が設立され、同社を通じてクール・ジャパン分野への投資がなされる予定だ。 経産省が手掛けるクール・ジャパン施策とは果たしてどういったものなのか。クール・ジャパン推進機構法案をはじめ、同省のクール・ジャパン関連施策を担当する経産省 商務情報政策局クリエイティブ産業課クール・ジャパ
出張しない、顧客に会わない。それどころか、電話もファクシミリもない…こんなユニークな会社がある。ソフトウエア開発のChatWork(チャットワーク)は、すべての仕事をインターネット上ですます。経費削減が目的ではない。コストも含め「無駄なこと」を一切省き、社員が快適な環境で仕事に専念できる体制を創るためだ。それがこんな破天荒なビジネススタイルにつながった。しかし、それにしても…。問題はないのだろうか。 社名にもなっている同社の主力商品は、クラウド型の企業向け情報共有支援ソフト「チャットワーク」。インターネットを通じてリアルタイムで連絡や商談などができるシステムで、登録者は国内で約16万人にのぼる。JR吹田駅から徒歩15分。住宅や商店が並ぶ一角に、2階建てのシンプルな外装の本社がある。オフィスに入ると、人気ロックバンド、Mr・Childrenのバラード曲「HERO」が流れてきた。 「みんな
最近、日本経済新聞電子版に掲載された中村邦夫パナソニック前会長の言葉に、私はある衝撃を受けました。そして思い出したことは、日本の電機メーカーでの伝統的なソフトウエアの軽視、というより「ソフト嫌い」の伝統です。 この言葉が出てくる記事は、2012年7月2日掲載の「『さらばパナソニック』知られざるカリスマの胸中」です。経営の第一線を退く中村邦夫前会長へのインタビューに基づく記事で、その中にこんな言葉が出てきます。 僕はね、電機業界にはITという隕石(いんせき)みたいなんが落ちてきたんやと、今でもそう思うとるんですわ。 この言葉は、三洋電機の買収(2008年〜2009年)の是非に関する文脈の中で出てくる言葉です。そして、次のように続きます。 ライフスタイルも何もすべてを変えてしまったからね。デジタル化の波が急激にやってきて、われわれのようなメーカーは、さてどうするかと考えねばならなくなった。 こ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く