16年前にSONYがリリースした「AIBO」というペットロボットを覚えているだろうか。可愛い電子音声や、小型犬のような仕草が話題となり、1999年から2006年にかけて発売されてきた。 ところがSONYは去年の3月をもってAIBOの修理対応の打ち切りを断行してしまい、機械でありながら事実上の死を迎える個体が急増している。 だけどAIBOは、ただのロボットじゃない。ユーザーにとっては、ペットと飼い主として、家族の絆を感じることのできる大切なパートナーになっている。リリース当時は大いに話題になったAIBOが、皮肉にもSONYによって完全に切り捨てられたことによって、再び脚光を浴びている。(文:松本ミゾレ) 16年の月日が流れ、SONYがお役御免に AIBOは、ただのペットロボットとしての需要以外にも、前述のように家族として、それから介護現場でも重宝されてきた。だが16年の月日が流れ、SONYに
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