サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でポルトガルに0−7で大敗した北朝鮮の敗因をめぐって「金正日(総書記)の作戦ミス」とする説が出ている。 23日の韓国紙によると、北朝鮮チームのキム・ジョンフン監督はもともと守備出身で守り中心のプレーを得意としてきた。ところがポルトガル戦では点を取りにいったため守りにスキができ、大量点を許す結果になった。 とくに失点が重なった後もほとんど守りに入らなかったのは、常識はずれといわれている。 こうした極端な攻撃型作戦への突然の変身は、金正日総書記から直接の指示があったためというのだ。 情報当局筋の分析として伝えられているもので、キム監督自身、大会が始まった後、「金正日将軍様から携帯電話で戦術的助言を直接受けている」と語っている。サッカー関係者も「キム監督はもともと沈着、冷静な人物。外部からの作戦介入がなければありえない作戦ミス」と評している。 情報当