安倍首相は6日に把握か=文書改ざん、官邸に飛び火 森友学園 安倍首相 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんは15日、首相官邸にも飛び火した。菅義偉官房長官は、改ざんの可能性が6日に安倍晋三首相に報告されていたことを明らかにした。野党は財務省が改ざんを認めた12日に至るまで政府が公表しなかったことを批判している。 菅官房長官、6日に報告受ける=改ざん前文書存在の可能性 菅氏は15日の記者会見で、国土交通省から官邸に伝わった経緯を説明。同省が保存していた財務省作成の文書が改ざん前のものである可能性があると、5日に杉田和博官房副長官が報告を受け、杉田氏は翌6日に首相と菅氏に報告したという。 財務省は8日に改ざん後の文書の写しを国会に提出し、「近畿財務局にある文書はこれが全てだ」と説明。改ざんの有無については明言を避けていた。一方、石井啓一国交相は13日の記者会見で、国