ツイートから拾ったのだけれど、総研大/国立天文台の谷川清隆さんがおもしろいことを書いている。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006433953/ なるほど、英語の論文以外書かず、日本語はというと研究費の申請のときくらい、というのは、優秀な研究者ほどそうなるかもしれない。 しかし、谷川氏は、ここで、「数理科学が日本文化から切り離されてしまう」危機を主張する。 これが英語圏なら、言語の問題に関係なく、それぞれの理数知識に応じるような形で、論文にアクセスできる。 でも、日本では、まず言語の壁が立ちはだかる。 これはまこに悩ましく、日本が英語圏でない以上、仕方がないのだが、とはいえ、国際的な競争のみで科学を捉えていると、「社会からしっぺがえし」をくらうぞ、という警鐘でもある。 具体的には書かれていないのだが、そのしっぺ返しは、科学者にというよりも、我々の社会に来ていて、