五輪イベントではパラリンピック選手が自身の体験を語った=24日午後2時33分、東京都武蔵村山市 東京都武蔵村山市で24日、五輪関連イベントが開かれた。共催した都と市は「招致の成否に関係なく、五輪の素晴らしさを広めるため」と開催理由を説明し、費用700万円は、16年五輪の招致に失敗した都が五輪の招致活動費として都税で全額負担した。来場者からは「税金の無駄遣いだ」と批判の声が出た。 イベントは、市などが3年前から開く「村山デエダラまつり」の一環として実施された。しかし、トークショーに参加予定だった女子レスリングの五輪メダリストの浜口京子さんと父親のアニマル浜口さんは、23日になって市に「都合により辞退したい」と連絡があり、姿を見せなかった。 市によると、700万円の使途は出演者の謝礼205万円、イベント会社への委託料150万円、写真コーナーの運営費150万円など。市の負担はないという。