自称・映画批評家の前田有一による「2009年の総括」があまりにみっともないので取り上げる。 前田有一といえば「一般人のための批評」を売りにしながらその実素人以下の駄文を書いているので毎度毎度失笑させてくれるんだけど、普段はミステリマニアを自称する前田が『アマルフィ 女神の報酬』を大絶賛し、世間を爆笑させたことは記憶に新しい。 やつはあの底抜け超大作に100点満点のうち90点もつけて、こんなにべた褒めしてる。 >邦画の枠内でなく、世界標準からみても優れたサスペンス映画であることが理由だ。 >と同時に、このような意欲作がコケることになったら、もはやマジメに日本でエンタテイメントをやろうという人はいなくなってしまうのでは、と危惧する。 >本作の監督(西谷弘)、およびプロデューサーの頭には、「イタリアの美しい町並みをできるだけたっぷり見せよう」などとという考えはまるでなく、「物語を面白くするためな