仙台市で17日にあった国連防災世界会議の実行委員会で、山形県の細谷知行副知事がサクランボの帽子をかぶり、山形をPRしたことに異論が出ている。県が交流サイト「フェイスブック」(FB)に写真を掲載したところ、「不謹慎」など批判的な意見が次々に寄せられた。先頭を切ってサクランボの帽子をかぶる吉村美栄子知事は「許容範囲」と側近をかばう。 細谷副知事は実行委の会合であいさつを求められ、おもむろにサクランボの帽子を取り出すと「山形県は現在、サクランボ県として大ブレーク中です」と述べ、出席者の注目と苦笑を集めた。 世界会議は来年3月、仙台市で開催される。東日本大震災の教訓を世界に発信し、復興状況をアピールする極めて重要な国際会議。17日の実行委は、東北6県が初めて集まり日程などを確認し合う場だった。 実行委の様子を伝えたFB記事には「この調子でどんどん広めて」と好意的な感想も寄せられたが、「砕けす