本作は「失恋殺人」「僕の中のオトコの娘」の監督、窪田将治がオリジナル脚本を書き上げメガホンを取ったハードボイルドドラマ。年齢による衰えから引退を決意したベテランの殺し屋の葛藤を描く。近藤がクールな主人公、黒澤宗之役で新たな一面を見せるほか、「ローリング」「やるっきゃ騎士」の柳英里紗が体当たりの演技で作品に花を添える。 1976年にNHKのドラマ「中学生日記」でデビューした近藤は、三谷幸喜の監督作品や吉田大八の「紙の月」などに出演し、印象的な脇役を演じてきた。主演を務めるのは、俳優人生で今回が初めてとなる。