独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れの不正問題が早くも映画化される見通しになったと、複数の欧米メディアが13日までに伝えた。米映画大手パラマウント・ピクチャーズが、米人気俳優レオナルド・ディカプリオさんと組み、映画化の権利を買い取ったという。 報道によると、米紙ニューヨーク・タイムズ記者がVW不正を描く書籍の出版が予定されており、パラマウントと、ディカプリオさん率いる映画製作会社が、その書籍を映画化する権利を買ったとされる。現時点では映画の監督や配役などは未定だという。 ディカプリオさんは環境保護活動に熱心なことで知られており、実際に映画化された場合はVWの排ガス規制逃れを厳しく追及する内容になると見込まれる。(ニューヨーク=畑中徹)