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ブックマーク / deadletter.hmc5.com (4)

  • 「政治性」への感性について (Dead Letter Blog)

    天皇と中国政府の要人の会見の設定について各紙「天皇は政治的に中立であるべき」・「政治に巻き込むな」と猛反発をしている。それじゃ、天皇の政治利用の最たるものだった1992年の訪中時の社説を幾つか拾ってみよう。まずは読売新聞の社説。もちろん、天皇の政治的利用は憲法上も許されない。政治的権能のない象徴天皇の外国公式訪問は、国事行為に準じる公的行為として内閣の責任で行うべきものだが、国家間の“儀礼”と思ってよい。訪中も個々の政治問題を超越した友好親善訪問とすべきだ。結果として、日中の国民感情に一つの区切りがつき、アジアの安定につながるのは、望ましいことでこそあれ、政治利用ではない。招請に応じないことで日中関係を後退させてはなるまい。訪中での「お言葉」については、わが国は日中共同声明で「中国国民に重大な損害を与えた」責任を反省していることだし、国民感情を踏まえたお気持ちと平和な世界への願望を表明され

  • 涼宮ハルヒの憂鬱 (Dead Letter Blog)

    文化庁のメディア芸術100選」のアニメーション部門・自由記入欄得票数第1位に選ばれたという同作品。話題にしている人も多い作品なので観てみた。 ライトノベルの谷川流原作「涼宮ハルヒシリーズ」のアニメ化なので、あらすじを知りたい人はwikipediaの「涼宮ハルヒシリーズ」を見てもらえばいいと思う。さて僕がこの作品を見て想起したのは「マンガ・嫌韓流」に関して東浩紀が語ったことだった。 手元に「論座」が見つからなかったのでとりあえずネット上から該当部分を拾って抜粋してみる。 …『マンガ嫌韓流』を一読して印象に残ったのは、表面の熱気とは裏腹の、冷笑的な空気である。…公平を期すために言えば、そこには説得力のある議論もある。しかし、それらの議論は、日韓関係の改善に繋がる積極的な提案に結びつくわけではない。結局残るのは、「歴史問題にしても竹島にしても、韓国人はどうしてこう話がわからないんだ、まあバカだ

    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2008/08/06
    おもしろい。(「涼宮ハルヒ」のどこがおもしろいのかわからなかっただけに)
  • シニシズムの放棄について (Dead Letter Blog)

    mojimojiさんの一連のEntry周辺の議論。 排外主義者、あるいは日曜サヨク 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その2 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その3 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その4 論点は2つ。 ・ネット右翼がなぜ中国のチベット支配を批判できるのか? ・中国のチベットへの抑圧を批判する為に左翼・人権派とネット右翼・保守派は共闘すべきか? 前者について。左翼・人権派がチベット問題を「ネット右翼が満足するようなかたちでは」取り上げていないこととチベット問題に類する人権問題に関してネット右翼がどのような態度を取ってきたかということは同列に並べられるべきではない。 仮に左翼や人権派のチベット問題への関心が相対的に低かったとしよう。しかし人間が有限的存在であって、あらゆる問題へコミットすることはできない以上、それは矛盾とまでは言えない。もしチベット問題について左翼・人権派がどの

  • 上品な趣味について (Dead Letter Blog)

    僕は福士加代子は非難しないが、あれを「感動した」とか言っている人を見るとうんざりする。 「諦めずに最後まで走りきったことはこれからの糧になる(意味がある)」と主張しているコメンテーターがいるのだけど正気なのだろうか?「最後まで完走したこと」にあのレベルの選手として客観的な「意味」があるわけがない。だいたい、レース前「福士加代子は42.195kmを完走できるか」に関心を寄せていた人がどこにいるというのか。「完走など出来て当たり前で、どのくらいの記録を出せるか」を注目していたに決まっているのである。福士が「マラソンを完走できるかどうかのレベル」にないことなど誰もが知っていたはずじゃないか。何故シラをきろうとするのか? 逆に「諦めずに」完走したところで、平凡な記録に終われば「期待外れ」と言われるのがあのレベルの選手たちの宿命である。現に今回のレースで日人トップでゴールした選手など、その「平凡な

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