東京・銀座四丁目の交差点付近。都電が縦横に走るこの交差点は、いまも昔もランドマークとして人が集まった(撮影・諸河久:1963年4月29日)この記事の写真をすべて見る 現在の銀座四丁目の交差点(撮影・井上和典/AERAdot. 編集部) 2020年のオリンピックに向けて、東京は変化を続けている。同じく、前回の1964年の東京五輪でも街は大きく変貌し、世界が視線を注ぐTOKYOへと移り変わった。その1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は、東京を代表する街・銀座のスポット「銀座四丁目交差点」だ。 【写真】50年でこれだけ変わった! 現在の銀座四丁目交差点の写真はこちら * * * 東京の銀座通り(現・中央通り)を走っていた都電銀座線。正式には「本通線(ほんどおりせん)