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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (7)

  • ほぼ光速のジェット噴流が中性子星の衝突で形成されていた...ハッブル望遠鏡が捉える

    <中性子星同士の大規模な衝突によって生じたジェットを、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が捉えた。高密度の連星中性子星が衝突し、膨大な量のエネルギーを放出した......> 中性子星同士の大規模な衝突によって生じたジェットを、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が捉えた。NASAの発表によると、その速度は光速の99.97%に達したという。 爆発現象自体は、2017年8月に観測されたものだ。世界各地の天文台や宇宙望遠鏡など計70の観測拠点において、重力波および電磁波がいっせいに検出された。この事象には、重力波イベントGW170817の名称が与えられている。 重力波と電磁波の発生源として、天体の合体イベントが発生したと推定されている。天文現象を検知する手がかりとなる重力波などをメッセージと呼ぶが、この2種のメッセージによって中性子星同士の合体が観測されたのは、今例が初であった。 NASAは、時とともに変化す

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  • 「問題はセクシーすぎることだけ」 マリン首相のパーティー問題、アメリカでも議論沸騰

    Finland's 'Partying' PM Video Draws Comparisons to American Politicians <パーティーで激しく踊る動画がリークされ、「首相にふさわしくない」との批判も上がるフィンランドのサンナ・マリン首相だが、アメリカからは反論が> フィンランドのサンナ・マリン首相(36)が、知人らと歌ったり踊ったりしてパーティーに興じる姿を捉えた動画が流出し、批判が上がっている。一方、アメリカ政治家と比較して同首相を擁護したり、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス米下院議員のダンスの動画が引き合いに出されたりと、動画をめぐってアメリカでも議論が生じている。 ■【動画】ノリノリで踊るマリン首相の映像と、各国政治家のダンス動画 マリンは若き女性首相として国際的に注目を集め、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の脅しに屈することなくNATO加盟を目指す強

    「問題はセクシーすぎることだけ」 マリン首相のパーティー問題、アメリカでも議論沸騰
  • 原発処理水の海洋放出「トリチウム水だから安全」の二重の欺瞞 

    破綻の象徴──福島第一原発の敷地に作られた処理水用のタンク。来年には満杯になる見通し(写真は2019年2月) Issei Kato-REUTERS <「希釈すれば平気」とか「海外でもやっている」という嘘もさることながら、既成事実をつくって反対や疑念の声を押しつぶすやり口をはこれ以上許してはならない> 4月13日、日政府は、福島第一原発の冷却に使われていたトリチウムなどが含まれる汚染水を、貯蔵タンクの容量が限界に達しつつあるとして、再処理したうえで海洋放出することを決定した。しかしこの決定は国内外に波紋を広げている。 「トリチウム水」だから問題ない? 政府によれば、海洋放出される処理水にはトリチウム以外の放射性核種はほとんど含まれていないという。トリチウムは水から分離することが技術的に難しく、また体内に取り込んでも出ていきやすいので、大きな健康被害は起こりにくいとされている。そのため、海外

    原発処理水の海洋放出「トリチウム水だから安全」の二重の欺瞞 
  • スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......

    <日が資金援助するスリランカのライトレール計画が突如中止に。背景にあるのは、スリランカにおける中国の存在感アップだ> 筆者の出身国であるスリランカは、2009年に26年間続いた政府対LTTE(タミル・イーラム解放のトラ)の内戦が収束すると8%を超える経済成長を記録するなど発展が加速した。80年代に行政上の首都がコッテ(スリジャヤワルダナプラコッテ)に移転されるも、商業上の首都は依然コロンボである。ここでは交通渋滞が社会問題で、ピーク時の自動車の平均速度が時速7キロ以下と南アジアで最低水準となっている。 救世主として期待が高まるのはコロンボ・ライトレール・トランジット(LRT)で、中心地ペタから東へ走る16駅、15.7kmの距離となる鉄道計画である。国際協力機構(JICA)による円借款での実施が前政権との間で締結され、外国融資によるインフラ整備計画としてはスリランカ史上最大で、スリランカに

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  • トランプvsバイデン、どちらが世界に戦争をもたらす可能性があるのか

    トランプ政権は良かれ悪しかれ戦争や紛争を巻き起こすほど十分な軍事力や外交力を持つことはできなかった。しかし ......> 2016年トランプ大統領が当選直後には「第三次世界大戦が起きる」という全く根も葉もない与太話がメディアを賑わせていたことを思い出す。それらの中にはトランプ大統領は狂人であり、精神疾患を患っているという話まで飛び出るトンデモ説も存在していた。 実際のトランプ政権の外交・安全保障政策は、トランプ大統領の派手な言動とは裏腹に極めて抑制的かつ非介入的なものであった。筆者は毎年のように共和党保守派の年次総会であるCPAC(Conservative Political Action Conference)に出席しているが、そのイベント内の講演やシンポジウムで語られる内容もトランプ政権誕生以来従来よりも内向的なものになったように感じる。 トランプ政権はほとんど戦争に繋がる行動をし

    トランプvsバイデン、どちらが世界に戦争をもたらす可能性があるのか
  • 受験地獄は過去の遺物、今や合格率93%の「大学全入時代」

    <18歳人口の減少で日は大学合格率が93.3%の「大学全入時代」。予備校に続いて淘汰が進む大学では、今後役割の転換が求められる> 「四当五落」という言葉がある。4時間しか寝ない受験生は試験に受かるが、5時間寝る者は試験に落ちるという格言だ。大学受験の時、これを合言葉に勉学に励んだ人も多いだろう。 受験地獄とはよく言ったものだが、大学受験に関係して悲惨な事件も過去に起きている。1980年11月29日、20歳の男子予備校生が金属バットで両親を殴り殺す事件が起きた。浪人生活2年目の加害者が、金銭の使い込みや飲酒をとがめられて逆上したのだ。 この加害者は犯行時、浪人生活2年目だったので、79年(現役時)と80年(1浪目)の受験に失敗していることになる。統計によると、79年春の大学入学志願者は約64万人で、大学入学者は41万人ほどだから、差し引き23万人が不合格だったことになる。不合格率は36%で

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  • イスラム圏にリケジョが多い理由

    <理工学系に進む女性の比率がアメリカよりも中東諸国のほうが高いのは、経済状況のせいかそれとも教育システムが原因か> 懐かしい子守歌を聴けば、誰だって涙腺が緩む。北アフリカのチュニジアで、国立チュニス工学院の小部屋に集まった6人の女性もそうだった。誰かのスマホから聞こえてきたのはこんな歌。「......そしたらママは言うんだよ、うちの娘(こ)は立派に育って、もうすぐエンジニアになるのさと/するとみんなも言うんだよ、あの娘はすごい、お母さんの宝物だねと」 そう、彼女たち(この学校の教職員だ)は1950年代にこの子守歌を聴いて育ち、ちゃんと親の願いをかなえてエンジニアとなった孝行娘だ。 そうだったのね。調査に来ていたアメリカの女性たちも、これで納得がいった。概してイスラム圏の途上国のほうがアメリカよりも、理工系の学校に学び、理工系の職に就く女性の比率が高いのはなぜか(しかも一部の国ではさらに増加

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