IPC=国際パラリンピック委員会の総会がドイツで開かれ、東京パラリンピックの準備状況を報告した大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は、パラリンピックのマラソンについて「特段に大きな問題になっているとは思っていない」と話し、計画どおり東京で実施する考えを示しました。 東京パラリンピックでは猛暑対策として札幌に移す案が検討されているオリンピックで計画されてきた東京のコースで視覚障害や車いすのクラスのマラソンが行われる計画ですが、総会の出席者からは暑さに対する質問や意見などは出ませんでした。 報告を終えたあと武藤事務総長は取材に応じ、パラリンピックでのマラソンの暑さ対策について「これまでに議論を積み重ねスタート時間を朝6時半に早めているし、オリンピックの時期とは気温も違う。パラリンピックの関係者は現時点では満足していると理解している。特段に大きな問題になっているとは思っていない」と話し、計画どおり東