ナイジェリア・ラゴス(Lagos)の空港で、マスクと手袋を着けて従業員に話しかける女性(2014年8月11日撮影)。(c)AFP/PIUS UTOMI EKPEI 【8月12日 AFP】西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱による死者が1000人を超え、欧州で初めてのエボラ出血熱の犠牲者としてスペイン人宣教師の死亡が確認される中、世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は12日、エボラ対策として未承認薬を使用することを容認した。 WHOの発表の前には、米医薬品企業マップ・バイオファーマシューティカル(Mapp Biopharmaceutical)が現時点で提供可能なエボラ出血熱治療のための未承認薬「Zマップ(ZMapp)」の全量を西アフリカに輸送したと発表していた。 WHOはスイス・ジュネーブ(Geneva)で行われた医療専門家らの会合の後、「この感染拡大