オブジェのようにボードに枝や板、シュロの皮等を貼り込んでから、彩色します。「黒猫のタンゴ」ならぬ「黒猫のサンポ」です。 昨日のオブジェでは、「B斗」が乗っていましたが、絵にする時は、「美優Z(ミューズ)」を登場させることにしました。今後この二人が交互に登場しますのでよろしくお願いいたします。 編集記事、最後の1本は、先月、春の台風の中、長野の善光寺近くにある「渋谷文泉閣」まで取材に行った時の話。内容は、「クータ・バインディング」という製本。 あじろ綴や断裁無線綴などのケーシングと呼ばれる簡易製本の場合は、本文紙を束ねた本体の背と表紙に用いる薄手のボール紙などの裏面とを、大量の糊で固めて接着するために、本の開きが悪くなってしまう。 そこで、本体の背と表紙の間に、何とか空洞を作れば開きがよくなるのではないか、というのがこの製本を開発するポイントになる。写真はクータの模型です。写真下はクータバイ