ライノタイプSPARTAN BOLD 14pt.のLetterpressスラグです。 Linotype (ライノタイプ)は1886年、Ottomar Mergenthaler (オットマー・マーゲンターラー, 1854-99)によって発明された欧文の自動鋳植機。 自動植鋳機とは、活字を自動的に鋳造すると同時に植字(組版)をも行う機械。 原稿に従ってキーボードを押すと、上部の母型庫から母型が1本づつ落下してきて並び、一行がいっぱいになると鋳型に送られ、一行分の文字が塊、slug(スラッグ)になって鋳込まれる。 鋳込みを終えた母型は、自動的に分類されて母型庫に戻る。 Line of type(一行の活字)という意味からLinotypeという名称が生れた。