日立製作所は、このたび、簡単で、直感的なインタフェースを実現するために、本体外表面から一切のボタンを排除した情報端末のワーキングモックアップ Waterscapeを試作しました。本体内部に加速度センサを搭載し、ボタン操作の代替手段として本体を傾けたり、振ったりするジェスチャによる操作コマンドより、テキスト、動画、静止画、音楽といったコンテンツを、楽しみながらブラウジングすることができます。 <ユーザビリティー調査> 20代前半の男女にグループインタビューを行った結果、積極的に様々な情報を取得するというよりは、受動的に流れてくる情報に接しているというユーザ像が浮かび上がってきました。そこで、受動型情報端末に特化したインタフェースとデザインの開発に着手しました。 <デザインコンセプト> “深海に漂うの情報の泡を舷窓からながめるような別世界感”をイメージの手がかりとし、思わず眺めつづけてしまう緩