人が人を呼ぶ地方創生のカギは「フラットな人間関係」にあり 神山町に学ぶ“Win-Winのエコシステム”構築の秘訣(後編) 2016年9月20日 神山町では前編で触れたSansanのサテライトオフィス開設の翌年、2011年度に人口流出と人口流入が逆転。一時的な現象ではあったが、以来、若い世代の転入が続き、町の活力は増進している。“人が人を呼ぶ”好循環が生まれている神山町だが、そこではどんなエコシステム(生態系)が構築されているのか。後編では最新の情報を踏まえて、神山町のエコシステムの実状を紹介していく。 新たな付加価値で人を呼ぶ ファブスペースという場の開設 写真左上から、神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス内に開設された徳島県庁の「とくしま新未来創造オフィス」と、徳島大学サテライトオフィス神山学舎。写真下は、2015年7月にオープンした滞在施設「WEEK神山」。 止まらない過疎化