「140円大回り」という言葉を聞いたことがありますか?JRが決める大都市近郊区間内では、乗ってから降りるまでの最短ルートの運賃が適応されるというルールがあります。例えば、山手線で池袋から新宿に行く場合、外回りでも内回りでも、料金は変わらないというわけです。この仕組を利用して、最小限の金額でより遠くへ行こう!というのがこのタイトルの趣旨です。東京の鉄道路線図とにらめっこしつつ、果てしない旅に出かけましょう! 1.140円大回りとは? 増税前は130円大回りとも呼ばれていましたが、現在は、初乗り運賃の値段が140円になっているので「140円大回り」と呼ばれています。 まず、簡単に説明すると①駅で初乗り運賃の切符「140円」を買う②電車に乗って③一筆書きで大回りして④隣の駅などに帰ってきます。 乗れる電車は「普通電車」の他、「快速列車・急行列車・特急列車・寝台列車」に乗ることもできますが、『