私は電子書籍をもう10年以上も読み続けている。だからといって別に紙の本を否定するわけではない。ただ、横着者のクセに本を読むのが好きな私のような人間にとって、電子書籍はまさに夢のようなコンテンツだ。特にキンドルは素晴らしい。本屋に行かなくてもいいし、無料の本も沢山あるし、3Gモデルなら通信手段も通信費も心配することはない。でも、世の中は - 特に日本では - 否定派・懐疑派がまだ多数のようだ。まあいいけど。 ちょいと面白い対照的な記事を2つ紹介する。一つめは、日本の電子書籍中間フォーマット策定事業が事業仕分けされるかも、というニュース。電子書籍は数少ない成長分野だから、別にお上が手を引いても、民間が頑張るだろうし、まあ大した影響はなさそうだ - というか、お上が推進しようがしなかろうが、こんなもんは売れたもん勝ちで、市場が決めるんだろうと思う。 次の記事は、ニューヨーク・タイムズが来年から電