紙と電子のダブルスタンダードは成るか? 新潮社は11月15日、「週刊新潮」の電子版を11月19日から配信することを明らかにした。ただし、電子版のターゲットは海外在留邦人で、日本国内からは利用できない。配信日は毎週金曜日の午後6時(日本時間)。販売期間は各号1週間で、バックナンバーは販売されない。価格は450円。 iPhone/iPad向けには、ヤッパと共同開発した新潮社の電子書籍ストア型アプリが11月中をめどに配信開始され、そこからアプリ内課金の仕組みを用いて各号を購入する。ヤッパのソリューションを採用したケースとしては、直近では学研グループの「学研電子ストア」が挙げられる。また、ヤッパと電通による電子雑誌有料配信サービス「MAGASTORE」とも連携可能。 紙面版の340円より高額に設定されているが、海外在留邦人から一定のニーズはあるだろう。しかし、同社のプレスリリースによると、海外在留