【7月2日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は1日、自身の看板政策を盛り込んだ歳出法案「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル」が南アフリカ生まれの億万長者イーロン・マスク氏に批判されたのを受け、同氏の国外追放を検討する可能性があると述べた。 トランプ氏はまた、マスク氏が5月末まで率いていた政府効率化省(DOGE)が、テスラとスペースXの創業者でもあるマスク氏への政府補助金に狙いを定める可能性があるとも述べた。 ホワイトハウスで記者団にマスク氏の国外追放を検討するかどうかを問われると、トランプ氏は「分からない。検討する必要があるだろう」と回答。 「イーロンにDOGEをぶつけなければならないかもしれない。DOGEが何だかわかるか? DOGEは、イーロンを裏切り、食べてしまうかもしれない怪物だ」と続けた。 トランプ氏は、マスク氏が歳出法案を攻撃しているのは、電気自動車(EV)支援策が削除されたこ
