9日正午すぎ、新潟港から佐渡に向かっていたジェット高速船が佐渡沖で海洋生物とみられる物体に衝突し、海上保安部によりますと、80人がけがをして、このうち13人が重傷ということです。 海上保安部によりますと、乗客と乗組員の合わせて80人がけがをして、このうち13人が腰の骨を折るなどの重傷ということです。 船の後方部分に15センチほどの亀裂があったほか、後部の水中翼の一部が曲がっているのが確認されたということです。 ジェット高速船は自力で航行を続けて、予定よりおよそ1時間遅れて午後1時半ごろ、両津港に到着し、けがをした人を随時、病院に搬送したということです。 佐渡汽船によりますと、ジェット高速船は定員250人で、この便には乗客121人と乗組員4人のあわせて125人が乗って午前11時半に新潟港を出港し、午後0時半ごろに両津港に到着する予定でした。 警察や海上保安部などでさらに詳しい原因を調べていま