印刷 内定をもらって高まった愛社精神が、実際に働き始めてしぼんでいく。そんな傾向が強まりつつあることが、就職情報会社マイナビの調査で浮かび上がった。厳しい就職戦線をくぐり抜けた若者は内定先への期待が大きいため、現実とのギャップに悩む人が多くなるようだ。 調査は、来春採用の内定を得た学生と入社2〜5年目の社会人に、ウェブサイトで9〜10月に実施。学生463人、社会人335人が答えた。愛社精神があるかどうか聞くと、学生は「非常にある」「まあまあある」が計89.0%で、2008年の調査開始以来、最高に。一方、社会人は計40.9%で、最低となった。 学生が愛社精神を感じる理由は「努力して内定をもらった」「やりがいがある仕事ができそう」に集中。社会人が愛社精神を感じない理由は「仕事にやりがいを感じない」が最多で、「尊敬する上司・先輩が少ない」が続いた。 朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記